建築日記11月〜12月
上

 

スウェーデンハウスによる建築日記を紹介していきます。(2005/12/23更新)
2月〜5月はこちらです。6月〜7月はこちらです。8月はこちらです。9月はこちらです。10月はこちらです。

2005年11月

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2005年12月

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2006年1月

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2006年2月

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dscf0284.jpg (29039 バイト) 階段上部の手摺り子 2005/11/02
 階段の手摺り子も丸い棒を使ったBセットです。こんなにもたくさんこの手摺り子を使った家も珍しいと、天井裏のブローイングをしにきた人が言っていたそうです。階段部分の手摺り子は斜めになるので、今までの水平の部分に比べて、かなり難しくかなり面倒な作業になります。柱と柱の間の丸い棒の長さも変わりますし、そのため太さが変わり、手摺りの下側に開ける穴の大きさも変えなければなりません。丸い棒の下は斜めにカット、手摺りのほぞも斜めに作ります。この部分だけで2日がかりとなってしまいました。
dscf0285.jpg (33752 バイト) 天井裏のブローイング 2005/11/02
 天井裏の断熱材はサイコロ状のグラスウールを吹き入れます。その様子を見たかったのですが、夕方に行ったときには既に終わっていました。細かなグラスウールが舞っていて見ることはできないかと思われたのですが、そんなことはなくて舞っているものはなく、空気はすっきりしていました。柱のあちこちに張り紙がしてあり、400mmの表示が見えます。それを少し下回ってはいるようですが、かなり分厚く入っていることがわかります。きれいだなぁという印象です。夏の日中などはかなり暑くなるそうです。
dscf0286.jpg (31881 バイト) 階段手摺り子柱のほぞ穴掘り 2005/11/02
 階段に作る手摺り子の柱にほぞ穴を掘っています。柱はまだ5本も立てなければなりません。失敗ができないため、少し切っては合わせて切るという繰り返しです。ほぞ穴より手摺りに作る出臍のようなほぞを作る方が難しくて気を使うと聞きました。このおかげでとても丈夫な手摺り子になります。SWHとしてはほぞは作る必要はないとなっているそうで、いい大工さんに巡り合えたと感謝しています。
dscf0287.jpg (21702 バイト) 階段中部の手摺り子 2005/11/03
 階段の手摺り子作りは上から降りてきていますが、中央部の僅かな部分が付きました。少しの部分とは言え、すべきことに変わりなく、手間のかかる仕事です。階段を上がっていくときの右側の手摺り子はここから始まります。手摺り子作りはこの下、階段を上がり始めるところの左側に移ります。
dscf0288.jpg (28193 バイト) 造作建具の移動 2005/11/04
 キッチンとリビングとの僅かな仕切り壁に作られた、両面ガラス張りの造作建具を右に85mm移動してもらいました。左側の折れ戸が付いてみるとその折れ戸にあまりにも近くになってしまっていてバランスが悪い。できるだけ右に移動してもらうことにして調べてもらうと、構造用のスタッドと呼ばれる柱が3本入っており、これ以上はできないというところまでギリギリ移動してもらいました。せっかく作ってもらって、石膏ボードまで貼ってもらってからの移動であるし、さらにこの建具だけ大工さんの仕事ではなく北洋交易にお願いしていることもあって、いろいろと面倒なことになってしまっているのですが、せっかくの物が生きてこないのも満足できなくて無理にお願いしました。85mmのこととは言え、本当に見栄えがよくなったと満足しています。
dscf0289.jpg (28338 バイト) 玄関ホールのピーリング張替え 2005/11/04
 玄関ホールに作ってもらったルーバーの右側は天井までのピーリング貼りになっていて、そのように丁寧に施工してもらったのですが、どうも見た目におかしい。他の部分と同じように腰壁にしてもらいました。これもせっかく作ってもらってからの変更ということで、大工さんには申し訳ないことになってしまいましたが、快く引き受けてくださり感謝しています。
dscf0290.jpg (30977 バイト) 階段下部の手摺り子 2005/11/04
 階段下部の上り口の手摺り子は左側に付きます。まず角度が急な部分から柱を経て緩やかになり、柱で直角に曲がって、最後にも柱を立てて仕切り壁に取り付きます。最後の柱はなくてもよさそうなのですが、図面にはあるので、付けることになります。しかし搬入された柱の数が足りないということで、仕事は中断してしまいました。なかなか完成しません。
dscf0291.jpg (23908 バイト) 可動棚の横板 2005/11/04
 あちこちにいっぱいある可動棚の横板が作られました。カットするだけといえばそうなのですが、カットするときに出る粉が目や鼻を刺激します。使っていく分には問題ないと思われますが、施工する人はたまったものではありません。このことは今度改善されるべき問題でありましょう。
dscf0292.jpg (28162 バイト) 和室造作始まる 2005/11/05
 階段の手摺り子が終わってから和室に入りたいと大工さんはおっしゃっていましたが、手摺り子の柱が1本足りないということで中断せざるを得ず、やむなく和室造作に入りました。和室の窓と言えど、SWHのトップターンウィンドーにかわりがありません。ただし、和室では畳の上に座ることが多いので、そのときの目の高さを考え、窓の高さを低くしています。そして障子を付けるためこの壁は吹かし壁となります。
dscf0293.jpg (20236 バイト) 石膏ボードにパテ塗り 2005/11/08
 クロス貼りの前に、石膏ボードのつなぎ目の溝を埋めるため、パテを塗ります。大工さんの話ではこれは下塗りで後2回は塗るとのことでしたが、夕方に再び行ってみると、早くもクロス貼りが始まっていて、残念ながら丁寧なパテ塗りではないようです。それは、すべてのビスの少し凹んだ穴もパテが塗られると聞いていたのもそうではないようで、本当にこれでよいのかちょっと心配です。
dscf0294.jpg (21088 バイト) 広縁の縁甲板 2005/11/08
 和室の前には広縁を設けました。幼い頃、借家に住んでいたとき、広い縁側が自分の部屋でした。その頃を思い出して、なるべく広く作りたかったのですが、そんなにも広くは作れませんでした。それでも2.7畳あるので、ゆったりと日向ぼっこはできるかもしれません。
 その広縁の床板である縁甲板が貼られました。洋室で言えばフローリングですが、和室なので縁甲板と言います。表面は桧です。貼り方はフローリングと同じで、両側面に凹凸が付いていて、凹(溝)部分に凸(実(さね))部分を差し込んで接合していきます。このことを実矧ぎ(さねはぎ)と言います。縁甲板は9枚1セットで納品されます。その9枚はほぼ同じ色柄なのですが、この広縁の場合12枚必要なので、どうしても別のセットを混ぜなければなりません。そこでよく似たものを1枚置きに6枚ずつ使って貼ることにしました。少しだけ赤っぽいのは桧の中心に近い部分を使っているからです。
dscf0295.jpg (24595 バイト) クロス貼り始まる 2005/11/08
 2Fは造作が全て終わっているので、そこからクロス貼りが始まりました。そんなに慌てなくても、パテ塗りをもっと丁寧にしてもらいたいところですが、クロス貼りが始まってしまいました。
dscf0296.jpg (23011 バイト) 床框と床柱が付く 2005/11/09
 和室の造作が続きますが、床の間の造作となりました。すでに床框は養生がされていてよく分かりませんが作られていました。標準のものです。標準のものからあえて変更したのは床柱です。凝り始めれば限のない世界なのですが、標準の床柱である杉人造絞丸太はどこか自然の木に見えない、樹脂で作られたもののように見えて、気に入らなかったので、花梨のものにしました。値段も+1万円ということであまり負担になりませんでした。花梨という木ですから、中まで花梨ではありません。世の中にはあるのかもしれませんが、これは花梨が表面を覆っています。前面だけは少し分厚く、5mm厚でした。
dscf0297.jpg (24041 バイト) 1Fトイレのボーダークロス 2005/11/09
 クロス貼りもどんどん進みます。主寝室や子供室(マイ用)、2Fのトイレや洗面脱衣室が終わりました。その中で、1Fのトイレはボーダークロスを採用しました。こういうおしゃれなものは少し高価なので、トイレくらいにしか使えません。どの部屋も淡い色のクロスで特別奇抜なものは一つもありません。
dscf0298.jpg (19856 バイト) 仏間造作 2005/11/10
 和室床の間と押入れの間に仏間を設けました。大きな仏壇を入れると大変なので、下に地袋をつけて、少しでも仏壇にお金をかけないようにしました。まだ、両親は健在なので、仏壇といってもずっと先のことですが。地袋の天板は見た目に立派なものをつけてもらいました。両側の柱に嵌め込んでいるのでしっかりとしています。
dscf0299.jpg (23181 バイト) 1F天井のクロス 2005/11/10
 クロス貼りは1Fの天井まで来てしばらく休憩になるそうです。まだ、1Fで大工さんが仕事をしているので、これ以上はできないためです。
dscf0300.jpg (21119 バイト) 和室の押入れ造作 2005/11/10
 和室の仏間の隣に押入れができました。押入れ造作は今まで見ることができなかったので、見ることができてよかったです。床板は通常ベニヤ板なのですが、広縁でも使われた縁甲板が少し余っていたので、それを貼ってもらいました。桧の板張りの押入れなんてちょっと他にはない贅沢な作りになりました。
dscf0301.jpg (18703 バイト) 床の間の網代 2005/11/11
 和室床の間の天井は網代(あじろ)です。木か竹かよく分かりませんが、薄い板を互い違いに編んであるようです。その手前に下がり壁があり、横木が渡してあります。これは落掛(おとしがけ)と言います。標準で桐が使われています。
dscf0302.jpg (15906 バイト) 階段下の収納にもクロス 2005/11/11
 表がニッチや引き出し収納になっている裏側ですが、石膏ボードをきちんと貼ってもらったので、その部分はすべてクロス屋さんが貼らねばならないそうで、かなり面倒な部分だったと思われますが、とてもきれいにクロスが貼られています。設計段階では奥の方にほこりが入るのがいやで、閉じてしまうようにお願いしていましたが、階段のメンテナンスのこともあり、閉じずに台を作ってもらうような格好になりました。これはこれでよかったかなと思います。
dscf0303.jpg (31091 バイト) 階段手摺り子完成 2005/11/12
 階段手摺り子の柱が1本足りずに造作が途中で止まってしまっていましたが、それが届いたので、和室造作を中断して、手摺り子完成となりました。この丸い棒を使ったBセットはSWHでも余りないということで、またそれをふんだんにあしらったことで、とても贅沢な感じになると共に、雰囲気のとてもいい空間になりました。その分、大工さんには苦労をかけました。これができるSWHの大工さんは限られると聞きました。ドイツでは手摺り子を専門にする職業があると聞きました。そして家を新築・改築するときにその人に手摺り子だけを注文するそうです。手摺り子だけで生計を立てていくことができると言うのもすごいですが、そんな文化・生活習慣があることに感心します。確かにこのような手摺り子になるとかなりの技術を要します。
dscf0304.jpg (22765 バイト) 和室ラミ天 2005/11/12
 和室の天井はラミ天です。ラミ天とは合板に薄い杉板を貼った「張り天」からきていて、最近はその貼り方がラミネートすることからラミ天と呼ばれるようになったそうです。だから本来杉板であって欲しいのですが、実は印刷された紙が貼ってあるようです。見た目にはわかりません。木目の光沢感まで本物そっくりです。印天とも呼ばれます。
dscf0305.jpg (34302 バイト) 照明機器搬入 2005/11/12
 2Fの大工仕事はほとんど終わりました。クロスも貼られ、写真右上にあるようにスイッチ類も付きました。次は照明機器が取り付けられるのでしょうか。様々な箱が搬入されていました。大きな箱のDAIKOのロゴがある箱は、照明の大光電機の商品で、このファミリールームと2つの子供室用のメイン照明になります。上の方の箱の松下電工のものは、1F洗面所のものだったりするので、これですべての照明機器になると思われます。27種類48点あるはずです。
dscf0306.jpg (17888 バイト) 神棚 2005/11/16
 和室の押入れの上、天袋に神棚を設けました。神社でお札をいただいてきたときにお供えするところがないのもいけないというわけです。仏壇の上や仏壇と相対する場所、さらにはこの2階部分がいつも人が歩くことになるところには神棚を作らないそうです。
dscf0307.jpg (20981 バイト) 長押 2005/11/16
 木質パネル工法であるSWHに、在来工法でいう柱は存在しません。しかし和室を作るとなれば、見せるための木が必要になります。窓の横にある縦の木は付け柱になります。また、窓には障子が付くのですが、その上部の溝の掘ってある横材が鴨居、その上に部屋を囲むように長い横木が付けられました。これが長押(なげし)と言います。正式には内法長押(うちのりなげし)と言うそうです。壁部分の長押のすぐ下には付け鴨居の横材が付けられる予定です。付け柱は長押の上にも付けられます。そして天井のラミ天との見切りに回り縁を付けます。最近ではSWHで本格的な和室を注文する人は少なくなったと聞きます。匠の技を発揮してもらうことができて良かったと思いました。和室に入るとなぜか落ち着く思いがあります。やはり私は日本に生まれて育ってきたのですね。
dscf0308.jpg (41399 バイト) バルコニー造作始まる 2005/11/16
 バルコニーの造作が始まりました。すでに通し柱は付いていましたが、それ以外が全くと言っていいほどまだでした。約1週間くらいで出来上がるそうです。バルコニーに似た言葉にベランダや濡れ縁などがあります。洋風建築であればバルコニーとか、軒が出ていればベランダとか、説明はいろいろですが、SWHではバルコニーと呼ぶようです。SWHにとってバルコニーは大切なポイントの一つです。
dscf0309.jpg (35972 バイト) 和室欄間の鴨居敷居 2005/11/17
 和室と広縁の間の障子の上は欄間を設けました。欄間がなくてもなんら不都合はないのですが、贅沢とは思いましたが、付けることにしました。欄間そのものは建具屋さんが作られるので、大工さんはその回りの鴨居や敷居を作られました。
dscf0310.jpg (22770 バイト) 付鴨居と付柱 2005/11/17
 窓の上につけた横の木、長押のすぐ下に付鴨居が付きました。さらに長押の上には付柱も付いて和室の大工仕事の終了です。と同時にバルコニーを除く、大工仕事の終了となりました。本当なら横道大工さんにバルコニーも作っていただきたかったのですが、次の現場が待っていると言うことでここまでとなりました。2ヵ月半に及ぶ大工仕事となり、通常のSWHに比べて1ヶ月以上も長くかかる仕事にもかかわらず、手を抜くことなく、巧みの技を如何なく発揮して、素敵な家の完成に大きく貢献していただきました。本当にありがとうございました。
dscf0311.jpg (49979 バイト) バルコニー造作進む 2005/11/18
 天気がいいとここでお昼寝がしたくなるようなとってもいい感じのバルコニーがどんどんできていきます。家に合わせて少しクランクしている部分は斜めになっています。それが変化を与えて単調にならず、さらにいい感じです。
dscf0312.jpg (47743 バイト) バルコニー完成 2005/11/19
 早くにもバルコニーが完成しました。南側面にすべて幅1.5mでお願いしました。広すぎず、狭すぎず、ちょうどいいくらいの広さと思います。小さなテーブルをおいてその横に2脚のいす、ティーでも飲みながら景色を眺められたら最高です。
dscf0313.jpg (23519 バイト) ファミリールームメイン照明 2005/11/19
 ピーリングが貼られたファミリールームのメイン照明が取り付けられました。大光電機の品番DCL-34493Lです。2Fはダウンライトを付けることができないので、その代わりの小さな照明も付いています。手前の穴が開いているところは24時間換気システムのユニットの場所です。
dscf0314.jpg (21046 バイト) リビングメイン照明 2005/11/19
 リビングのメイン照明も付きました。木の家にふさわしいものを選びました。松下電工の品番HFA8008Lです。エアコンのカバーも付けられました。その横に伸びている電線は天井コンセントになります。将来ここにプロジェクターを設置してホームシアターにすることができればいいなと思っています。
dscf0315.jpg (42075 バイト) 玄関灯 2005/11/22
 照明機器が次々と設置されました。玄関ポーチにも来客をお迎えする玄関灯が付きました。これは小泉産業の品番AUE546108です。人感センサや照度センサが付いています。それは夕刻暗くなると自動的に点燈し、深夜設定時刻になると消灯しますが、そのときでも人が近づいてくると点灯する機能です。
dscf0316.jpg (21456 バイト) 玄関ホール照明 2005/11/22
 玄関を入ったところのホールにも照明が付きました。木を使ったかわいらしい照明にしました。オーデリックの品番OC006597です。
dscf0317.jpg (22581 バイト) 和室照明 2005/11/22
 和室の照明はやはり和室らしいものをと言うことで、小泉産業の品番AHN537117にしました。横の木に埃が乗りやすいと野暮なことを言う人もいますが、和の空間にはこの縦横ラインが似合うと思います。黒いラインが入っているのも引き締まっていい感じです。
dscf0318.jpg (43950 バイト) 足場撤去 2005/11/22
 バルコニーやサンデッキがほぼ出来上がったので、足場が外されました。これですっきりと眺めることができます。バルコニーの少しだけ斜めになっているところがいいと近所の人に言われました。敷地の回りにある足場は一番最後に外されるそうです。
 すべての照明を一つずつ紹介はできないので、主なものだけにしていますが、ここに少しだけ小さく写っているものを紹介します。サンデッキの照明にビーム球を使った大光電機の品番D99-7221を使っています。スポットライトのようです。また、バルコニーの照明には勝手口と同じ小泉産業の品番AUE370192を付けました。
dscf0319.jpg (72855 バイト) 排水管工事 2005/11/23
 基礎のすぐ外回りを掘って、排水管を通す工事をしています。節になる部分はバケツのようになっていて、溜まると流れていくのでしょう。樋はできていますが、地面のところで終わっていました。それが繋がって外の側溝に繋がります。一方、また別の下水に繋がる排水管も工事をしていました。
dscf0320.jpg (39441 バイト) 玄関と玄関ポーチのタイル張り 2005/11/25
 昨日の1日は左官屋さんがこのタイル張りをするための下地コンクリートをされていたようですが見ることはできませんでした。その上にタイルを敷き詰めていくところです。玄関の中から玄関ポーチにかけて、INAXのラテッタという100mm角のタイルが張られます。角はL字の形をした役ものと呼ばれるタイルになっています。まだ目地は詰まっていません。
dscf0321.jpg (31412 バイト) 玄関納戸のタイル張り 2005/11/25
 玄関の納戸も同じタイルが張られました。玄関からこの納戸にかけて扉はありますが、段差なく繋がっています。今までは高さがずいぶんありましたが、これで楽にあがれるようになりました。
dscf0322.jpg (39095 バイト) 勝手口のコンクリート階段 2005/11/25
 昨日の左官屋さんのお仕事は玄関部分だけでなく、裏の勝手口のコンクリート階段の仕上げもありました。この他にも和室前の犬走りやエコキュートが乗る台座の部分もきれいになっていました。
dscf0323.jpg (49010 バイト) エコキュート設置 2005/11/25
 まだ設置の途中で蓋が開いています。奥にある背の高い方は貯湯ユニットで、その手前にある方はヒートポンプユニットになります。エコキュートとは自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機のことです。大気の熱を自然冷媒(CO2)に集め、空気は圧縮すると温度が上ががる性質を利用して自然冷媒(CO2)を圧縮してさらに温度を上げます。その熱を水と熱交換を行い最高90℃のお湯を沸かします。詳しくはこちらをご覧ください。
 一番手前においてあるものはエアコンの室外機になります。
dscf0324.jpg (25455 バイト) 和室のクロス貼り終了 2005/11/25
 和室のクロスは落ち着いた緑色にしました。珪藻土による塗り壁も考えましたが、かなり値段が張るのと、メンテナンスが簡単ではないとのことでやめました。このクロス貼りをもってすべてのクロス貼りが終了しました。
dscf0325.jpg (27338 バイト) 壁埋め込み飾り棚のライト 2005/11/25
 キッチンとリビングの間にある両面ガラス張りの壁埋め込み飾り棚には上部にライトを付けました。せっかく見せる部分のことなので、ライトアップしようというわけです。遠藤照明の型番:ED3885SNです。専用のトランスX-223Bが必要になります。ランプはマックス・レイのミクロクールハロゲン球EZ10です。インテリアコーディネーターの今井さんの言葉では「パキッ」とした光になります。
dscf0326.jpg (38696 バイト) レンジフードのダクト口 2005/11/25
 キッチンにあるレンジフードの吸排気のためのダクト口はこんな形になっています。一見そんな風に見えなくて、昔の換気扇とは大きく違うことがわかります。
 勝手口の照明にはバルコニーと同じ小泉産業の品番AUE370192を付けています。
dscf0327.jpg (36746 バイト) 玄関と玄関ポーチのタイル張り完成 2005/11/26
 玄関や玄関納戸、玄関ポーチのタイル張りは目地を詰めて完成です。1日もたてば乾いて乗っても大丈夫なようです。この下のアプローチは業者が変わって、外構工事の担当になるそうで、まだ先になります。
 サイディングと基礎の間にある水切りに付いていた水色のビニールテープが外されてすっきりしました。
dscf0328.jpg (13216 バイト) エコノラインEX 2005/11/26
 太陽光発電のパワーコンディショナです。パワーコンディショナとは太陽電池モジュールで発電された直流電力を交流電力に変換する機器です。
 契約時には一つ前のモデル、エコノライン302でしたが、実際に設置されたのは最新のエコノライン403でした。302に比べて電力変換効率が93.5%から94.5%に上がっていますし、夜間表示機能も付いています。
dscf0329.jpg (30524 バイト) 洗面台 2005/11/26
 随分前に洗面台は納品されていましたが、やっと設置されました。キッチンなどの面材に合わせてこの面材もパイン材を採用しています。少しだけ左に伸ばしました。収納も増えて、上には何かをちょっと置くにもスペースがあっていいと思います。蛇口は引き出すことができるので、朝シャンもできそうですが、子供はすることになるのでしょうか。この左隣には洗濯機を置くための洗濯機パンが付けられています。
dscf0330.jpg (27123 バイト) 1Fトイレ 2005/11/26
 トイレも設置されました。1Fは来客用と考えてシャワートイレにしていますが、2Fはそれまでは付いていません。SWH仕様のトイレの中から選びましたので、細かな機能を選択することはできませんが、その分お得になっているとのことでした。
dscf0331.jpg (25165 バイト) 1Fトイレの手洗い 2005/11/26
 1Fトイレの手洗いは同じトイレ内に付けたカウンターに付いています。収納もたっぷりあり、キッチンなどと同じ面材でパインが使ってあって統一感が保たれています。
dscf0332.jpg (28714 バイト) 玄関収納 2005/11/26
 玄関収納と言うと部屋をイメージする言葉としても使われそうですが、そちらは玄関納戸と呼ぶことにして、下駄箱のことを玄関収納と呼ぶことにします。あまり広くない玄関ホールを少しでも広く見せようと背の高いものは採用しませんでした。これでは収納として量が足りませんが、通常は玄関納戸を経由して上がり降りするので、こちらに収納するものは限られると思います。とは言っても扉を開いてみるとかなり入るのですが。面材はキッチンなどと同じパイン材が使われています。
dscf0333.jpg (12996 バイト) 吹抜けの照明 2005/11/26
 吹抜けの照明の一つです。大光電機の型番:DSL-211XWです。ランプはダイクロハロゲン球40Wなので、「パキッ」とした光です。
dscf0334.jpg (16241 バイト) ダイニングの壁照明 2005/11/26
 ダイニングのメイン照明もこれに似ていますが、それは後で紹介することにして、これは窓の両側の壁付け照明(ブラケット)になります。大光電機の型番:SWE-2012です。SWH仕様のため通常では売られていないと思われます。
dscf0335.jpg (16527 バイト) 階段照明 2005/11/26
 階段の照明は足元灯もありますが、壁付け(ブラケット)は松下電工の型番:LB82418を段差をつけた2つにしています。上下に光が出て、隙間から少しだけ光が漏れて素敵です。
dscf0336.jpg (48826 バイト) 養生が外された外観 2005/11/26
 家の中の養生シートがすべて外されて、工事用の電気も取り外され、あちこちの照明が灯りました。外回りでは玄関の養生も外されて、一段とすっきりすると共に、家全体の印象がぐっと格調高くなったように思います。
dscf0337.jpg (20328 バイト) ダイニングのメイン照明 2005/11/27
 ダイニングの壁照明とお揃いで、SWH仕様の通常では売られていないと思われる大光電機の型番:SWE-2011です。雰囲気はすごくいい。どこかの高級なレストランに来たかのように感じます。
dscf0338.jpg (17569 バイト) 主寝室照明 2005/11/27
 2Fにある主寝室の照明はこれしかありません。どうせ寝るだけなのだから、天井の照明はあえて付けませんでした。明るさ的にも決して暗くありません。これもダイニングの照明と同じでSWH仕様となっていて、大光電機のWebページでは検索できません。型番:SWE-2006です。
dscf0339.jpg (20530 バイト) 分電盤 2005/11/27
 箪笥などを置くことになっている2Fの納戸内の上部に分電盤が付いています。以前のものに比べると細かく分岐されているにもかかわらず、スイッチ類は小さくなり、かなりシンプルになっています。
dscf0340.jpg (42574 バイト) 排水管工事の続き 2005/11/27
 今日は日曜日にもかかわらず、電気工事屋さんも仕事をしてみえましたし、水道工事屋さんも精力的に仕事をこなしてみえました。ご苦労様です。太いパイプは下水の管と雨水の管になります。黒い細い管は上水の管です。共に分岐していますが、一方は南に向かっていて、上下水は散水栓のために、雨水は樋の水が南側に降りた分を通しています。
dscf0341.jpg (27716 バイト) クリーニング 2005/11/28
 窓ガラスや窓枠、フローリングや柱まで、きれいにクリーニングが行なわれました。大工仕事で細かな木の粉が舞って、あちこちの桟やガラス面に汚れとなって付いていましたが、プロの手にかかればあっという間にきれいになります。ガラス面はワイパーのような道具でさっとひと拭きするとすっかり透明によみがえります。
dscf0342.jpg (17399 バイト) 建具納品 2005/11/29
 和室の襖、障子、欄間、畳などが納品されました。ぐっと落ち着いた感じになり、とてもいい空間が出来上がりました。襖に使った襖紙も壁のクロスの色にマッチしていい感じです。障子は雪見障子にまではしませんでした。欄間は細い縦格子状のものです。そんなに高級なものではありませんが、SWHでここまで本格的に和室を作る人も珍しいようなので、欄間自体がめったにないと聞きました。畳は分厚い本畳ではなく、薄畳です。歩いて、座って、薄畳だとは気が付かないでしょう。青畳の香りがとても清々しいです。
dscf0343.jpg (33536 バイト) 網戸設置 2005/11/29
 窓にも網戸が付きましたし、このバルコニードアにも網戸が付きました。窓の網戸は上下に上げ下ろししますが、バルコニードアの網戸は左右に動かします。たたんでしまうとあまり目立たなくなります。どちらも家の中に設置されました。和室広縁前のスライディングドアに設置する網戸は外側になります。
dscf0344.jpg (17081 バイト) 階段下引き出し納品 2005/11/29
 大工さんに階段下に苦労して作っていただいた引き出し部分の枠がありましたが、そこに建具屋さんが作った引き出しが付きました。表にはクロスが貼られるので、まだ完成ではありません。奥行きがかなりあるので、小さいようでもたくさん物が入ると思います。
dscf0345.jpg (35014 バイト) 立水栓 2005/11/30
 お庭の片隅、デッキの横に立水栓(ガーデンパン)を設けました。あまりおしゃれなものではありません。いずれ素敵なものに変更することになるでしょう。今はこれで我慢です。手前の白い円盤は溜桝です。尾張旭市の規定で立水栓の排水は下水に流さなければならないそうです。そこでこの溜桝に水を溜めて臭いの逆流を防ぎます。
dscf0346.jpg (22068 バイト) 玄関納戸の可動棚 2005/11/30
 玄関納戸の中は可動棚が大部分を占めます。ちょっと多すぎたかなと思うくらいです。スキーの板を置くところがない!
dscf0347.jpg (21868 バイト) 壁埋め込み飾り棚完成 2005/11/30
 キッチンとリビングの間の飾り棚をキッチン側から見ています。こちら側はガラスの扉が開くようになっています。リビング側はFIXになっています。4段の仕切りもガラスの板でできているので、上からのランプの光が下まで届きます。ここにどんなものを置こうか、思いが膨らみます。
dscf0348.jpg (18865 バイト) 2F洗面台 2005/11/30
 2Fトイレの横に洗面台を付けました。洗面室をやめ、オープンなものにしました。コンセントの位置がちょっと悪いので、修正してもらわなくてはなりません。水道関係の工事がほぼ終了し、あちこちからちゃんと水が出るようになりました。
dscf0349.jpg (22016 バイト) 2F洗面台のタイル 2005/12/01
 2Fの洗面台は上下が分かれています。その間の壁面にタイルを貼りました。光の関係で薄いピンクに見えるタイルはINAXミスティキラミック100角(ホワイト)、透明の水色に見えるタイルは名古屋モザイクaキューブ100角(クリア)です。
dscf0350.jpg (36127 バイト) スライディングドアのプリーツ網戸 2005/12/03
 和室につづく広縁の前のスライディングドアにプリーツ網戸が付きました。スライディングドアが新しくいいものになったと聞きました。その新スライディングドアにはそれに合った網戸でなければならないそうで、初め届いていた網戸が旧式だったので、取り付けが遅れました。デッキに出るところのバルコニードアにも網戸が付いていますが、それは家の中に付いています。しかし、スライディングドアの網戸は外に付いています。もう一つの違いはバルコニードアの方にはなくてスライディングドアの方にあるものに、磁石があります。カチッと留まります。そこがいい。逆に、バルコニードアの方に不満があります。

 昨日は仕事が忙しく見に行くことができなかったのですが、社内検査がありました。クロスの隙間や柱・床の傷など修正部分に青いテープが貼られていました。それらが修正されたうえで、1週間後に施主検査となります。

dscf0351.jpg (35874 バイト) C値測定 2005/12/10
 C値(相当隙間面積 (cm2/m2))の測定がありました。家を閉め切り、測定器のファンが外へ空気を無理矢理押し出します。つまり家の中の気圧が下がっていきます。人の感覚では全くわかりません。その気圧が下がった状態から元に戻ろうと家中の隙間から空気が入り込みます。それを測って総相当隙間面積を得ているようです。詳しいことは素人の私にはよく分かりません。測定結果は総相当隙間面積が149cm2と出ました。それを延床面積で割って、C値は0.8と出ました。SWHではもっと小さい値も出るようですが、平均は0.9とか。次世代省エネ基準では北海道や東北地方で2.0以下、それ以外で5.0以下となっていますから、かなり隙間のない家ができたと思います。

 施主検査でもありました。その写真を撮っている暇もないくらいに大変な検査でした。家中のありとあらゆるところを隈なく細かく見て回ります。クロスの切れ目や収まり具合、床や柱の小さな傷、ドアなどの動き具合など、既に社内検査で随分修正していただいてはいるのですが、私や妻が見て満足できない部分を次々とピックアップしていきました。件数は70〜80くらいはあったのではないかと思いますが、500以上も言う人もいるそうですから、そんなに厳しくはなかったと思います。引き渡しまでにそれらを修正してもらうことになります。いろいろな設備の説明もしてもらって、施主検査が終わったのは7時間が経っていました。

ダイニングカーテン 2005/12/12
 日に一つずつカーテンを紹介していきます。左の写真の上にマウスカーソルを持って行くと・・・。
 1回目はダイニングのカーテンです。どこかの高級レストランの雰囲気でとても気に入っています。このようなカーテンをプレーンシェードと言います。オレンジ色の花柄で部屋が明るくなりました。レースはセパレートと呼ばれるスタイルです。そして輪っかのタッセルで可愛らしくまとめられています。
リビングカーテン 2005/12/13
 ダイニングとリビングの境はほとんどなく、あると言えば写真中央上の下がり壁くらいなので、ダイニングからリビングにかけて一つの空間と見ることができます。そこで、カーテンは同じものを使いました。リビング側は木製のレールとリングを使って引き分けにしています。

 外では最後の外構工事が始まりました。雪が降ってかなり寒い中作業をする人は大変です。コンクリートを打たなければなりませんが、凍ってしまわないか心配です。

和室カーテン 2005/12/14
 和室広縁のカーテンです。襖の柄に合わせたものになっています。よくここまで似たものがあったなと思うくらいにぴったりのものが見つかりました。和の雰囲気を一段と引き立てていると思います。
dscf0366.jpg (52075 バイト) アプローチ工事 2005/12/15
 第2期外構工事が始まって3日目にやっと見ることができました。アプローチの部分は枕木を使って作られます。両側も枕木を立て、足踏む部分も枕木を横にしきます。右手のブロックを積んだところは塗り壁をしてもらう予定になっています。
dscf0367.jpg (25317 バイト) 2F洗面台のタイル変更 2005/12/15
 2Fの洗面台前のタイルが気に入らなくて張り替えてもらいました。当然お金がかかってしまったのですが、気に入ったものになってよかったと思います。
勝手口カーテン 2005/12/15
 勝手口のカーテンは、上下パイプ通しにタッセルの付いたレースと、淡いブルーのロールスクリーンを組み合わせています。勝手口から中が見えてしまうのは安全面からよくないだろうと言うことで、あとから透けないロールスクリーンを付け加えました。
子供室2カーテン 2005/12/17
 ターボ君の部屋はクールな印象です。クロスも薄いブルーで、ライトも電球色ではなく青白いものになっていますし、カーテンもブルーに少し緑色が入った爽やかなものになっています。ターボ君が自分で選んだカーテンとクロスです。彼がクールかと言うとそうでもないのですが。
子供室1カーテン 2005/12/19
 マイの部屋はクロスもカーテンも暖色系でまとまっています。カーテンは女の子らしく、上部にギャザーバランスを設けて、引き分けのレースにはタッセルが付いています。カーテン自体は無地のもので、何の変化もありませんが、レースには小さな草花の柄が付いています。カーテンの房はギャザーバランスと同じ生地を使っています。

 今日は最終金を振り込み、火災保険も振り込みを済ませたので、あとは23日の引き渡しを待つだけとなりました。

主寝室のカーテン 2005/12/22
 主寝室のカーテンはちょっと渋くなってしまいました。タッセルの付いたレースとウッドレールに引き分けカーテンなのは自分の好みです。バルコニードアにカーテンが挟まってしまわないかと心配しましたが、それはどのようにしてみても気を付けてドアを開け閉めするしかないと思いました。

 明日の引き渡しがとても楽しみです。あいにくの大雪になってしまいました。真っ白に化粧をした新居はきっと暖かいことでしょう。気密と高断熱を期待してこのSWHにしたのですから。

dscf0368.jpg (38878 バイト) オリジナルキーホルダー 2005/12/23
 待ちに待った引き渡し。約1年もかかってしまった家作りの一区切りとなりました。スウェーデン製のキーは通常の日本のものより分厚くできていて、合鍵を簡単には作れないそうです。ピッキングも難しいと聞きました。オリジナルキーホルダーをもらって早速付けました。これで私もSWHのオーナーの1人です。保証書によればこの地区の1090番目となります。
dscf0369.jpg (26514 バイト) ムース君 2005/12/23
 SWHのマスコット「ムース君」が一番最初の住人です。よろしくお願いいたします。

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