建築日記9月
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スウェーデンハウスによる建築日記を紹介していきます。
2月〜5月はこちらです。6月〜7月はこちらです。8月はこちらです。10月はこちらです。11月〜はこちらです。

2005年9月

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dscf0161.jpg (35219 バイト) 大工仕事始まる 2005/09/01
 大工さんの仕事が始まりました。まず部屋の仕切りパネルの追加です。玄関入ってすぐ右側は和室なのですが、玄関ホールに入り口はありません。にもかかわらず今までは一部分が開いたままになっていました。これは事前に作られたパネルだけでは隅の方がきれいに合わせられないためだとお聞きしました。ひとつひとつ部材を測って切って作り上げていきます。これもまた大変な作業になります。
dscf0162.jpg (27301 バイト) 玄関ホールの仕切りパネル 2005/09/03
 昨日見に行くことができなかったので、昨日中に出来上がっている部分も含まれますが、まずは玄関入って正面に見える壁のパネルが付きました。トイレとの仕切りで、ここにはニッチが付きます。また、腰壁ピーリングを張るために板が貼られていました。
dscf0163.jpg (33070 バイト) 裏口物置仕切りパネル 2005/09/03
 裏口に入ってすぐは物置で両側に可動棚が設置されます。洗面室との仕切りパネルが付きました。
dscf0164.jpg (33334 バイト) 和室襖の上の仕切りパネル 2005/09/03
 和室とリビングとの間の襖の高さは古来の日本の高さとなりそうで少し低めになっています。私の身長では頭をぶつけてしまうかもしれません。それは、和室を本格的なものにしようとしたためだそうで、反対側の窓が座った時の目の高さにあるように低くしてあり、長押(なげし)と言って柱から柱へと水平に打ち付けた材なども施工してもらうことになっているので、それらに合わせて襖の高さが決まっているとのことでした。SWHでの和室は施工例を見ると本格的な和室でないことが多いようなのですが、ここはあえてそれをお願いしました。どんな和室になるのかも楽しみです。
dscf0165.jpg (26264 バイト) 2F子供室の天井ビニールシート 2005/09/06
 2Fの2つある子供室の天井に細めの木枠が貼られ、さらにそれに合わせてビニールシートが貼られました。これは壁パネルにも使われているシートで湿気を通して水を通さないものです。
dscf0166.jpg (28337 バイト) キッチンの造作建具用スペース 2005/09/06
 向こう側がキッチンで、手前はリビングになります。その間の仕切りパネルに穴を開けて、ディスプレイをつけることにしました。木枠に両面をガラス張り、棚もガラスにします。北洋交易さんに作ってもらうことになっています。楽しみな部分の一つです。
dscf0167.jpg (32580 バイト) 玄関収納の仕切りパネル 2005/09/06
 玄関に入ってすぐ左側は収納スペースになっています。ここにも一つ細工を施してもらうことになっているのですが、できてみてのお楽しみにしましょう。
dscf0168.jpg (41886 バイト) 窓と窓枠の塗装 2005/09/06
 木製サッシュ3層ガラス窓はSWHの大きな特徴の一つです。今日はその窓と窓枠の塗装が行なわれました。キシラデコールという塗料のカスタニという色で塗られました。汚れる前に塗っておきたかったそうです。
dscf0169.jpg (41123 バイト) ファミリールーム天井の木工事 2005/09/07
 2F子供部屋の天井はビニールシートが貼られていましたが、他はこれからです。階段を上がったところのファミリールームの天井を作っていました。細めの木に切り欠きを入れて別の木をクロスさせていきます。これだけでも大変な作業です。ビニールクロスの次にボードを貼り、続いて天井ピーリング仕上げとなります。
 今日は台風14号の接近で暴風警報が発令されており、小中高校とも休校となっていました。風が少々強かったのですが、大した被害もなく通り過ぎて行ってくれて助かりました。
dscf0170.jpg (36702 バイト) キッチンとダイニング間の仕切りパネル 2005/09/07
 向こう側がキッチンでこちら側がダイニングです。その間の対面式キッチンカウンターは仕切り壁の向こう側に設置されます。シンクの部分がきます。写真では下がり壁が付いていますが、取り除いてもらうことになっています。ガスをやめてオール電化にし、レンジはIHクッキングヒーターにしましたので、このキッチンには火元がないということで、防火上の下がり壁は必要がなくなりました。さらに広々とした感じとなって希望通りになっていきます。
dscf0171.jpg (29008 バイト) 階段北側の仕切りパネル 2005/09/07
 階段の造作はまだこれからなのですが、その北側の仕切り壁になる部分が付きました。上部は階段となり、下部は収納小部屋となります。低く開口部がありますが、これが出入り口となります。
dscf0172.jpg (31264 バイト) 2F天井点検口設置 2005/09/07
 2Fの天井木工事の中で天井点検口が設置されるのを見つけました。天井内は断熱材の小さな塊をブローイングすることになっているのですが、天井内の様子を見ることができる口となります。滅多に開けることはないでしょう。
dscf0173.jpg (32232 バイト) 階段の間の棚の木工事 2005/09/07
 階段はこの棚を巻くように左下から右上へ上がっていくようになります。間のスペースを有効利用しようということで棚を作ってもらうことにしました。1段であることが多いようなのですが、家では2段になっています。この棚に何を置くことになるのでしょうか。
dscf0174.jpg (32359 バイト) 階段周りの木工事 2005/09/08
 階段の周りは様々な細工をお願いしています。間の棚もその一つですが、上がり始めの僅かな下の部分にもニッチや引き出しをつけてもらいます。
dscf0175.jpg (43720 バイト) 再び養生シート 2005/09/10
 大きな台風が来るということでたたまれていた足場のシートが再び広げられました。今日は午後に少し強い雨が降ってきましたが、このシートのおかげで少々の雨では家が濡れずにすみました。
dscf0176.jpg (31784 バイト) 2Fトイレ入り口周りの木工事 2005/09/10
 どこでも少し小さめに仕切りパネルが作ってあります。そこで取り付ける扉に合わせるように木工事が必要になるわけです。微妙に仕切りパネルが歪んでいてもここで修正されます。ここはトイレなので取り付ける扉は小さめの7Mというものです。トイレ以外は8Mにしました。
dscf0177.jpg (31275 バイト) 軒下の木工事 2005/09/10
 家の中の木工事をしている大工さんの息子さんは壁パネルを建て始める前から来ていただいていますが、今はひたすら上に向いての仕事をしています。先日は2Fの天井の格子状の木工事をしていましたし、今日は軒下のボードを貼る下地になる格子状の木工事を次々とこなしていました。
dscf0178.jpg (36968 バイト) 子供室入り口周りの木工事 2005/09/10
 子供室の入り口はドアではなく引き戸にしています。そこでポケットの部分があるため、ひとまずの開口が広くなっています。
dscf0179.jpg (23663 バイト) 玄関の張り紙 2005/09/10
 玄関の扉に張り紙がしてありました。内容は「環境方針」「事業理念」「検査の趣旨と目的」「工事現場での安全対策」などです。昨日、東京や名古屋からSWHの方がやって来て、何らかの検査をされていったようです。建築中のどこの家でも検査をするわけではないのだそうで、多くの大工さんは嫌がられるそうですが、うちの大工さんは自信があるのでしょう、検査を受けることになったようです。施主としてはありがたいことで、ちゃんと正しく家が建っていくことが確認されればそれに越したことはありません。内部造作に細かな注文が多い家なので大工さんは大変ですが、快く引き受けていただいているので、ありがたいと思います。
dscf0180.jpg (29165 バイト) ターボ君室の入り口木工事 2005/09/12
 ターボ君の部屋も扉は引き戸で左半分はポケットになります。その奥はクローゼットで、その両側の小さな壁も作られています。
dscf0181.jpg (32684 バイト) 切り欠き作り 2005/09/12
 全ての天井に下地になる格子状の木を貼り付けているのですが、切り欠きは現場で作られています。位置を測っておいて、電動鑿(のみ)で次々と削っていきます。6本で1束になったものを20束使うのだと聞きました。随分の量になります。
dscf0182.jpg (25085 バイト) 浴室設置 2005/09/13
 浴室はINAXのi-bathシリーズのSWH仕様です。広さは少し広めの1.25坪なので、子供と一緒に入っても余裕があると思います。浴槽には腰掛けが見えます。半身浴に使えます。浴槽の材質をいいものにしたり、ジャグジーをつけたりと凝ることはいくらでもできるのですが、きりがないのでやめました。少し広めにしただけでも贅沢なのですから。
dscf0183.jpg (29502 バイト) 屋根裏通気道 2005/09/13
 外断熱とか内断熱とかいろいろありますが、SWHの場合、壁パネルの内側にボードと透湿シートがあり、壁パネルの内部は分厚い断熱材、壁パネルの外側にボードと透湿シートとなっています。そしてさらに外側には隙間を空けて外壁材が貼られることになっています。その隙間は熱を逃がすため、上に空気が流れるように作られます。上に流れた空気は屋根裏に入るとき、写真にある通気道を通って入ります。屋根裏は断熱材がブローイングされるので、通気の道を確実に確保する必要があるのです。屋根裏のブローイングされる断熱材はグラスウールですが、壁パネル内部のものとは違ってふわふわのものになります。よって屋根裏の断熱材は落ち着くことがなく、いつも細かいものは回っていることになるそうです。外壁材の内側から屋根裏に流れた空気は屋根の最上部に開けられた通気口から外に出て行きます。
dscf0184.jpg (22402 バイト) 玄関ホール天井石膏ボード 2005/09/14
 玄関部分だけは2Fがありません。1Fでも屋根がある部分です。そのため、天井点検口が付いています。格子状の木枠工事とビニール貼りは終わっているので、次の石膏ボード貼りが始まりました。通常の木材の工事の場合は、釘打をします。ほとんど金槌は使わず、ピストルと呼ばれる連続で釘打ができるものを使っていきます。そのピストルには釘しかないものと思っていましたが、ここの石膏ボードを打つところでは、ボルトのピストルが使われていました。1Fにおいて玄関ホールだけは石膏ボードの上にパインのピーリングを貼り付けます。
dscf0185.jpg (33726 バイト) ダイニング天井の断熱材と木工事 2005/09/14
 1Fにあるダイニングの天井はその部分の2Fとの遮音のため断熱材が入れられます。ただし、外に近い部分は3重に断熱材が入れられていました。それはまさしく断熱のためです。断熱材を入れた後に、格子状の木枠がきれいに打ち付けられました。
dscf0186.jpg (26382 バイト) 2F天井の石膏ボード完了 2005/09/17
 仕事の関係で2日間見ることができなかったのですが、既に2Fの天井の石膏ボードの貼り付けは完了していました。天井が貼られるとまた少し見た目の雰囲気が変わります。さらにお化粧をするとどうなるのでしょうか。
dscf0187.jpg (28378 バイト) 1F天井の石膏ボードほぼ完了 2005/09/17
 2Fの天井に続いて1Fの天井も石膏ボードの貼り付けがほぼ終わっていました。
dscf0188.jpg (29334 バイト) キッチンとリビング間の造作建具設置 2005/09/17
 夜になって大工さんが帰ってから、北洋交易の方がキッチンとリビングの間の造作建具を持ってきてはめ込みました。キッチンからリビングの様子がわかるようにしたかったので、壁を除くことができないならということで、両面ガラスのショーケースみたいなものを作ってもらうことにしました。春日井展示場にあるものを参考にしました。リビング側はガラスがFIXされていて、キッチン側が開くようになっています。棚もガラスですが、今はまだ入っていません。壁が付く前にはめ込むときれいに仕上がるということで、ガラスがちょっと危険ではありますが、今の設置となりました。
dscf0189.jpg (36103 バイト) 基礎水切り 2005/09/19
 基礎のすぐ上に、雨水が入り込まないように水切りが施工されました。素材は1mmのアルミです。カバーのシールが貼ったままなので青く見えますが、実際には白色です。黒色もありますが、家には白色が合うと言われました。
dscf0190.jpg (19144 バイト) 軒天 2005/09/19
 今日施工されたわけではないのですが、写真に収めることが遅れました。軒天は厚さ12mmの防火板です。適当な間隔で有孔ボードも入っています。さらに鼻隠しも付きました。鼻隠しの木材を隠すように、石膏ボードのような材質のきれいなものです。有毒ということですべて排除されたアスベストは全く入っていません。
dscf0191.jpg (35931 バイト) 窓枠の下地  2005/09/19
 外壁材の施工が始まりました。その最初は窓を囲むように加圧注入材の板が打ち付けられ、その上に白い木材が打ち付けられました。壁パネルの内部のどこに柱が入っているかわからないので、釘打はできないそうで、一つ一つ木工建築用ビスであるコーススレッドで留めていきます。だから時間がかかります。この後これがどのように使われていくのか楽しみです。
dscf0192.jpg (28244 バイト) 窓内部の化粧枠 2005/09/19
 部屋の中の窓化粧枠が作られ始めました。角か取れたきれいなパイン材を使って、四角の枠を作りはめ込みます。枠を作るときは細い釘やビスを使って作りますが、それをはめ込んで壁パネルや窓枠に固定するのは接着剤を使っています。釘やビスでは表面がきれいでないからです。その接着剤が乾くまで固定しているのが周りの木片です。この写真ではわかりずらいですが、化粧枠の縦と横では奥行きがほんの少し違っています。横の方が縦より狭くなっています。それは角が取れた材のため四隅の見た目をよくするのだそうです。窓が多い家だと大変と大工さんがおっしゃってました。この家は窓が多い。ドア以外の通常の窓だけでも21あります。
dscf0193.jpg (48085 バイト) 1Fフロアー材の搬入 2005/09/20
 今日はとても多くの部材が搬入されました。中に入れるだけで2時間以上かかったとか。そのいくつかを紹介します。これは1Fのフロアー材でスカンジナビアフローリングのオークです。標準のフローリングは溝があるタイプですが、1Fはワンランク上のものを採用しました。厚さが14mmあって、3層構造の表面材に4mm厚のオーク無垢材を使っています。
dscf0194.jpg (40651 バイト) 2Fフロアー材とピーリング材の搬入 2005/09/20
 2Fのフロアー材は標準のもので、表面のクラックを押さえたフローリングです。溝があるのですぐわかります。
 手前の白いカバーの付いたものは、2F天井や1Fの腰壁に使われるスウェーデン製パイン無垢材です。4.8mあってこれを切っては貼っていくそうです。120枚くらいはあるでしょうか。
dscf0195.jpg (36028 バイト) 和室天井材と回り縁材の搬入 2005/09/20
 箱に入っているものは和室の天井に使われるラミ天で標準のものです。
 手前のビニールに包まれたものは回り縁と言って、天井と壁の見切り材になります。
dscf0196.jpg (42807 バイト) 外壁材の下地板貼り 2005/09/20
 外壁材を貼るための準備が進みます。加圧注入材を縦に貼っているのは、木と木の間を空気が流れていくようにしているためです。
dscf0197.jpg (37328 バイト) 2Fファミリールーム天井のピーリング貼り 2005/09/22
 階段を上がったところにあるファミリールームは吹き抜けがあったり、階段ホールとそれを囲む廊下があったりとかなり広い空間なのですが、その天井を全てパインのピーリング貼りとしました。まだ白いなあという印象です。
dscf0198.jpg (31376 バイト) 玄関ホール天井のピーリング貼り 2005/09/22
 2Fの天井もパインのピーリング貼りなのですが、来訪者がいきなり2Fを見るわけではないので、木の家を印象深く伝えるため、玄関ホールも天井はパインのピーリング貼りとしました。あまり広いホールではないので、大したことはないのです。
dscf0199.jpg (34044 バイト) 1Fリビングのフローリング貼り開始 2005/09/22
 天井の次はフローリングの施工です。まだ始まったばかりです。1Fは溝のないスカンジナビアフローリングのオークです。
dscf0200.jpg (40835 バイト) 外壁材貼り開始 2005/09/22
 外では早くも外壁材が貼られ始めていました。南側の下から貼っていきます。以前にも紹介したように、外壁材はINAXのエクセリア/デラムーロ[ワイルストーン面]のハニーイエロー(YE-703)です。色付けにこだわって、標準よりかなり淡い色になっていると思います。
dscf0201.jpg (35624 バイト) 角の外壁材 2005/09/23
 外壁材の基本の大きさは91cm×30cmで厚さ25mm、1枚7kgもあります。角の外壁材はL字型をしたものが別にあってそれが貼られます。それらのつなぎの部分はアルミの板がはさんでありました。下地に打ち付けた加圧注入材に黒い金具をビス止めしながら外壁材をはめ込んでいきます。面積が広いし、1枚が重く、切るのも時間がかかってなかなか簡単には進まないようで、2週間くらいはかかるとのことです。
dscf0202.jpg (29482 バイト) 1Fダイニングのフローリング貼り 2005/09/23
 1Fはリビングもダイニングもキッチンも境がないので、フローリングはもちろん繋がって貼られていきます。以前にも書いたようにスカンジナビアフローリングのオークですが厚さが14mmあって、3層構造の表面材に4mm厚のオーク無垢材を使っています。この表面材がかなり贅沢なようです。真ん中の層は表面層の板の向きとは直角に入っていて、3cmくらいの幅のものを寄せ集めています。日本のものであれば表面層と同じ向きであることが多いそうですが、手間が込んでいてさらにかなり正確に作ってあるようで、隙間なくピタッとはまっていきます。
dscf0203.jpg (34333 バイト) エッジングガラス搬入 2005/09/24
 ガラスの一部分を掘って模様を付けたものをエッジングガラスEdging Glassと言います。よく似た言葉にエッチングガラスEtching Glassというものありますが、こちらは強酸でガラスを腐食させるものです。混同されて使われていることが多いし、出来上がりを見てもどっちなのがわからないことが多いので難しいですが、この場合は磨りガラスを手掘りでさらに肉彫りしているので、エッジングガラスと呼ぶのが正しいでしょう。もちろん特注品です。東京方面の職人さんに葡萄柄を掘ってもらっています。このガラスがどこにどのようにセットされるのかはそのときのお楽しみにしましょう。
dscf0204.jpg (32952 バイト) キッチン窓の化粧枠 2005/09/24
 窓の化粧枠の造作は1Fになり、既にほとんど終わりました。キッチンの窓だけこの横長の窓になっています。
dscf0205.jpg (17044 バイト) フローリングの断面 2005/09/24
 大工さんがこのフローリングは本当にいい品だとお会いするたびにおっしゃいます。かなり精巧に作られているのが写真からもわかります。表面材である4mm厚のオーク無垢材は、どんぐりの楢の木でとても硬い材です。安いものであればこの表面材で10枚は取れるとか。このスカンジナビアフローリングはKarekiaというフィンランドの会社が作っています。明日閉幕の愛知万博の北欧館で紹介されていました。搬入されたフローリングの箱の中にあったKareliaの説明書は、フィンランド・スウェーデン・グレートブリテンなど12ヶ国語で書かれていますが、残念ながら日本語では書かれていません。ヨーロッパの生活習慣から言えば、靴のまま家に上がるわけで、それにも十分に耐えることができる床であるということです。
dscf0206.jpg (22144 バイト) フローリングの養生 2005/09/24
 1Fのフローリングはほぼ貼り終わりました。荷物を置いたり、作業をしたりするのにフロアを傷めないようにするためと思われますが、白いシートを敷き、さらにコルクボードのような板を敷いて保護をしています。丁寧な仕事に感謝です。
dscf0207.jpg (24257 バイト) 玄関の上がり框 2005/09/26
 玄関のフローリングも貼り付けられ、上がり框(あがりがまち)も付けられました。上がり框とは玄関などの上がり口に取り付けた横木のことです。標準のもので中身は集成材です。表面は楢と思われます。フローリングも楢ですから同じものですが、色が違っています。
dscf0208.jpg (30983 バイト) 床下点検口 2005/09/27
 階段下の物置のフローリングは2Fでも使う標準のものの予定でしたが、1Fフローリング材が少し余ったとのことで同じものを貼ってもらいました。統一感があっていいと思います。施主はありがたいのですが、施工する人から見ると、品物がいいだけに簡単ではなく大変だったようです。特に床下点検口のふたに時間がかかりました。気密と断熱に拘るSWHですから、このふたの下は分厚い発泡スチロールのもう一つのふたがあるのですが、見えているふたは枠がアルミではあるけれどふた自体はフローリング材を使います。写真では養生がしてあるのでわかりませんが、フローリングのあってないような目地を周りの目地とぴったり合わせてあるのです。そのこだわりはプロですね。さらに、アルミ枠は標準のフローリング材の厚さに合わせて作られていて、裏面はそのフローリング材にもう1枚ボードを挟むようにアルミ枠の厚さが考えられているのですが、1Fのフローリング材は標準のものより分厚くできているので、裏面のボードを挟み込むことができません。でもほんの少し隙間ができる。そのままにしておいてもいいくらいの隙間なのですが、そこはプロのこだわりです。がたつかないように隙間を埋めて施工していただきました。素晴らしい。
dscf0209.jpg (27005 バイト) 2Fフローリング貼り開始 2005/09/27
 2Fのフローリングは標準のものです。溝があるのでわかります。比較してみるとやはり少し安っぽい気もしますが、そこは仕方がありません。値段は倍近くも違うのですから。
dscf0210.jpg (22828 バイト) 子供室フローリング貼り 2005/09/28
 2Fのフローリングの貼り方は主寝室から始まって、ファミリールームを半分くらい、そして子供室へと移りました。材を切りながら貼っていくので、切るための作業台が必要になります。その場所を確保しながら、フローリングを貼ったところから養生シートも貼っていきます。傷を付けてしまうとだめになるので注意深く行なわれています。
 大工さんはフローリング貼りですが、外では塗装屋さんが来て、軒天や鼻隠しの塗装が行なわれたようです。釣瓶落としと言われるように秋の夕暮れはあっという間に暗くなってしまいます。暗くなってからでは外の様子はわかりません。
dscf0211.jpg (42664 バイト) 東面の外壁材貼り完了 2005/09/29
 外壁材を貼る作業員の方の都合で3日ほどお休みでしたが、再び施工が始まりました。南面に続いて東面の貼りが終わりました。その次は北面です。外壁材をまだはめ込んだくらいの状態なので、コーキングしたりビスを目立たなくするように塗装したりなどの作業もあると聞きました。
dscf0212.jpg (56196 バイト) 外壁材納入 2005/09/29
 一度には運び込まれていなかったように思います。2枚ずつ梱包されています。台座の上の一つの山で500kg近くはある計算になります。
dscf0213.jpg (39233 バイト) バルコニー柱の塗装 2005/09/29
 塗装屋さんも来ていました。バルコニーの柱を塗っていました。きれいに塗るために少しでもおかしなところはペーパーをかけながらの丁寧な塗りです。色はカスタニです。
dscf0214.jpg (33472 バイト) 軒天と鼻隠しの塗装 2005/09/29
 軒天のボードやその有孔ボードが白色で塗装されていました。鼻隠しもカスタニ色で塗られています。今週の火曜日に塗装されたようです。3回くらい重ね塗りをするようで、ボードに見えていた釘なども全く見えなくなるようです。既にほとんど見えていませんが。
dscf0215.jpg (22835 バイト) 子供室1のフローリング貼り完了 2005/09/29
 昨日はまだ半分くらいだったフローリングはきれいに部屋全体に貼られていました。置かれているロールは養生するためのシートです。
dscf0216.jpg (23521 バイト) ダイニングの南側カウンター 2005/09/30
 ダイニングの南面にカウンターを付けます。窓があるのでそのすぐ下に高さを合わせています。カウンターの板はとてもきれいなものです。そしてカウンターの下には腰壁ピーリングが貼られました。
dscf0217.jpg (28218 バイト) 洗面室のポケットドア 2005/09/30
 キッチンから洗面室に入る部分のドアが設置されました。ポケット式のドアです。上から吊られています。引いてみるととても軽く感じます。7Mという規格では小さいので8Mにしました。7Mを使ったのはトイレのドアだけです。8Mの場合開口幅は80cmとはならず70cmくらいになってしまいます。
dscf0218.jpg (37712 バイト) 西面の外壁材貼り 2005/09/30
 北面の外壁材は貼り終わり、続いて西面の外壁材を貼っています。玄関の周りも貼られました。玄関ドアの上に金物がありますが、外壁材はそれを避けるように切って設置されています。かなり固い陶板を切るのは大変かと思いますが、きれいに切られています。
dscf0219.jpg (30115 バイト) ダイニングの腰壁ピーリング貼り 2005/09/30
 ダイニングの南側に付けられたカウンターの下から貼られ始めた腰壁ピーリングは東面に移って次々と貼られていきます。途中で垂直を確認しています。レーザー光線が十字に出る機器で正確に施工されます。
dscf0220.jpg (25363 バイト) キッチンカウンターのピーリング貼り 2005/09/30
 キッチンとダイニングとの間にもカウンターを付けてもらいます。その下に腰壁ピーリングが回ってきました。ピーリング貼りの前に壁の手前の端に化粧板が貼られました。接着剤も使ってはいますが、釘打もしなければなりません。しかし釘の頭が見えていては格好よくないということで、下の方2ヶ所に隠し釘が使われています。
dscf0221.jpg (25131 バイト) 壁用の石膏ボード搬入 2005/09/30
 壁に貼る石膏ボードが搬入されました。色の違いは水に強いか弱いかだそうで、薄緑色のものは水に強いものでキッチンや洗面所、トイレなどに使われます。かなり重いもののようで慣れた業者の方でも2枚ずつ運んでいました。手前の山で50枚くらいありますから、向こう側は60枚くらい、さらに2階にも120枚くらい運び込まれています。

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