建築日記6月〜7月
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スウェーデンハウスによる建築日記を紹介していきます。
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2005年9月

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dscf0034.jpg (58865 バイト) 本体工事開始 2005/06/07
 いよいよ本体の工事が始まりました。ワクワクです。まずは基礎の下に杭を打つことからです。
dscf0035.jpg (53930 バイト) 鋼管杭 2005/06/07
 直径が14cmくらい、厚さが4mmくらい、長さが4.5mくらいの鋼管杭です。外構の下に打ち込んだ柱状改良工事は土とコンクリートを混ぜて施工しましたが、それとは違って、基礎の下になる杭は鋼管を使うことになりました。これがベストであると言われたのを信用してお願いをしているので、他に選択肢があったのかどうかはわかりませんが、こんなに長く、つまりこんなに深く杭を打ち込んだ上に家が建つことになるので、安心していいのではないかと思います。
dscf0036.jpg (74851 バイト) 鋼管杭の跡 2005/06/08
 鋼管杭はぐるぐる回しながら地中に埋め込まれていきます。最後は電子式レベルメーターで上部のレベルを確認しながら慎重に埋め込みそして止めます。上から蓋をして完了です。
dscf0037.jpg (51344 バイト) 鋼管杭は60本以上 2005/06/08
 地面のポツポツ穴の開いているところに鋼管杭が打たれました。その数は60本以上になります。外構の下の柱状改良も60本以上でしたが、家本体の下にも杭はたくさん打たれて、しっかりしていることが実感できます。
dscf0038.jpg (53968 バイト) 安全第一看板設置 2005/06/18
 工事関係者用のトイレが運び込まれ、敷地の外周に背の高さほどの養生シートが設置されました。枠とシートの設置を1人で行なっていたので、夕刻の4時頃から始めて夜になってしまいましたが、それでも手際よくあっという間に組み立てられていくのを見るとすごいと思いました。特に東側と南側はすぐ隣の家があるので、工事が始まって何か飛んでいくかもしれないことを考えると安心です。安全第一の看板が設置されました。
dscf0039.jpg (35463 バイト) SWH看板設置 2005/06/18
 道側にはSweden Houseの看板が設置されました。周りをシートで囲まれると本当にいよいよ始まるなって感じでワクワクします。日柄の関係で着工は6/25と決まりました。
dscf0040.jpg (60662 バイト) 着工 2005/06/25
 大安吉日を選んでいよいよ着工となりました。空梅雨で渇水が心配されるほどで、この日も真夏並みの猛暑となりました。工事をしていただけるのは、スウェーデンハウスから指定を受けた且ト建さんです。まず溝掘りから始まりました。鋼管杭に気をつけながら小型のショベルカーをうまく使って掘り進めていきます。
dscf0041.jpg (53013 バイト) 溝掘り完了 2005/06/27
 鋼管杭に沿って、と言うことは基礎が作られる部分に沿って、鋼管杭を少しだけ出し、溝を掘っていきました。それもこの日で完了です。この次は捨てコンでしょうか。
dscf0042.jpg (51757 バイト) 砕石の敷き詰め 2005/06/28
 溝掘りの後は砕石を搬入してそれを満遍なく敷き詰めることでした。素人目にはこれがどんな役目を果たすのかもうひとつわかりませんが、進んでいることは確かなようです。
dscf0043.jpg (55357 バイト) 基礎捨てコン 2005/06/30
 生コン車が来て、基礎の下になる捨てコンの部分を入れていきました。鋼管杭の高さに合わせてあります。どのくらいで乾くのでしょう。こんなときは雨が降らない方がいいのではないかと思います。
dscf0044.jpg (62585 バイト) 鉄筋の搬入 2005/06/30
 捨てコンの次は基礎の配筋だそうなので、そのための鉄筋や鉄骨が搬入されました。雨の季節だということでシートが被せてあります。
dscf0045.jpg (39769 バイト) 電気引き込み 2005/07/01
 正式な引き込みではないと思うのですが、電気の引き込みが行なわれました。簡単なブレーカーとコンセントがいくつか付いています。
dscf0046.jpg (58469 バイト) 基礎の土台部分の型枠 2005/07/02
 この木の板がどのような使われ方をするのかわかりませんが、きっと基礎の土台の部分の型枠になるのではないかと思いました。後から題名を変更しなければならないかもしれません。
dscf0047.jpg (35578 バイト) 三角スペーサー 2005/07/02
 鉄筋のほかに三角スペーサーなる物が搬入されていました。いったいどうやって使うものでしょう?
dscf0048.jpg (61154 バイト) 基礎鉄筋の配筋 2005/07/05
 この日一日だけでは配筋を終わることはできなかったようですが、雨の日があれば仕事にならないためか、かなり精力的に仕事が行なわれました。きれいに正確に配筋されていることに感謝。そして思いのほか高さがあるんだなと。
dscf0049.jpg (69663 バイト) 玄関ポーチの深基礎 2005/07/06
 玄関ポーチの下は深基礎にすることが決まっていました。ポーチから階段状のアプローチが付くことになっています。基礎が直接見えるわけではないとのことですが、安心安全のため少しだけお金がかかっています。
dscf0050.jpg (64600 バイト) 部屋の中央にも鉄筋 2005/07/06
 写真中央に見えているのは、和室になります。その周りに基礎があるのはわかりますが、中央にも鉄筋が配置されているのはどうしてでしょう。ドンドンと暴れても大丈夫なようにということでしょうか。
dscf0051.jpg (45510 バイト) 三角スペーサーの使われ方 2005/07/06
 捨てコンに黒い線が引いてあって中央の太い鉄筋の位置を示しているようです。そこから横に10数cmの位置に一回り細い鉄筋を平行に配置しています。その高さと横からの位置をきちんと保つために三角スペーサーが使われていました。これなら仕事を正確に行なうことができるし、作業も捗ることでしょう。
dscf0052.jpg (67702 バイト) 基礎の土台部分のコンクリ打設 2005/07/08
 基礎は逆T字型をしていて、その下半分の広い部分にコンクリートが流されました。流しいれるところを見たかったのですが、仕事が忙しくて見に行くことはできませんでした。前日は鉄筋の配筋をSWHの人が検査をして、きちんとできているということでコンクリ打設となりました。
dscf0053.jpg (45248 バイト) 鉄筋に輪っか 2005/07/08
 基礎下部のコンクリ打設と共に、既に基礎上部のためのラインが引いてあり、さらに鉄筋に何か輪っかが付いています。これは何なのでしょう?

 一方、午後にINAX久米工場に行ってきました。外壁材(サイディング)の色の確認です。採用したのはINAXのエクセリア/デラムーロ[ワイルストーン面]のハニーイエロー(YE-703)です。注文生産品です。SWHのバスツアーで三好のお宅を拝見したときにすぐに気に入りました。近くに2軒ほど同じものを使っているお家を見つけましたが、同じ品番なのに気に入らない。三好のお宅の色合いがいいと思いました。先日、色の確認のための見本を3種類も作ってもらっていて、その内のひとつに決めて返事をしたにもかかわらず、安心できません。そこで無理を承知でお願いして、実際に作っている工場に出向き、実際に作っている職人さんにお会いすることにしました。気さくな人でした。見本で返事をした色合いで10枚ほど作ってもらっていて、太陽光の下で見ることができました。その色が気に入らなかった。だからお会いすることができて本当によかった。色つけの部分は手作業で行なっているので、こちらの希望通りにやっていただけるとのことでとても嬉しくなりました。ついでに工場見学もさせていただきました。この工場ではSWHの一般的な外壁材であるリカメキシも作っていました。ここから全国に運ばれていくそうです。

dscf0054.jpg (44597 バイト) 鉄筋に筒 2005/07/08
 基礎上部には水道の導管などが通るための穴が必要なので筒がつけられたのではないかと思います。
dscf0055.jpg (59876 バイト) 基礎上部型枠 2005/07/13
 基礎上部の型枠は鋼製型枠です。外構のときは木製の型枠でした。この鋼製型枠をバンノーパネルというようです。さすがにこれだけのものとなると1日や2日では組めません。大勢で行なえばあっという間でしょうが、ほとんど1人で行なっているので大変です。
dscf0056.jpg (47305 バイト) 部屋中央の型枠 2005/07/13
 部屋の中央の鉄筋にも型枠が付きました。ベニアで作った簡単なものです。
dscf0057.jpg (48139 バイト) 部屋中央の型枠の中 2005/07/13
 部屋の中央の鉄筋を囲む型枠の中です。鉄筋は下のコンクリートと繋がってはいません。むしろプラスチックの部品を使って浮かせています。
dscf0058.jpg (74624 バイト) イヌイのサイコロ 2005/07/13
 始めてみた時は何に使うのかわからなかったのですが、部屋の中央の鉄筋を浮かせるために使われました。製品名はサイコロというようです。
dscf0059.jpg (47619 バイト) バンノーパネル用ロックマン 2005/07/13
 これまた始めてみた時はどのように使われるのかわからなかったのですが、基礎鋼製型枠バンノーパネルにあんなにもたくさん使われるものとは思いませんでした。型枠を上でも下でもキッチリと一定の幅で固定されます。これを作っている会社(東海建商)がまたお近くであったのも何かの縁です。
dscf0060.jpg (47693 バイト) 基礎上部型枠の中 2005/07/13
 中央に鉄筋が配置され、その両側に鋼製型枠がガッチリと挟み込んでいます。穴を開けるためのパイプもきれいに納まっています。
dscf0061.jpg (46456 バイト) アンカーボルト 2005/07/14
 基礎上部の鋼製型枠をセッティングして、準備の仕上げとしてはアンカーボルトの取り付けでした。
dscf0062.jpg (50545 バイト) デッキ部基礎の型枠 2005/07/14
 デッキやバルコニー部分の基礎になるところは、合板の筒が置かれました。特別固定しているわけではなさそうなのですが、大丈夫でしょうか。
dscf0063.jpg (54720 バイト) 基礎上部コンクリ打設 2005/07/15
 写真としては1日遅れてしまいましたが、基礎上部のコンクリートが打設されました。まだ乗っちゃだめって言っているのに、子供はすぐに乗りたがります。横のデッキ&バルコニー部分の基礎にもコンクリートは流し込まれていました。打設するところを見ることができなかったのは残念ですが、この時期自分の仕事も忙しいので已むを得ません。見ていた親の話では、表面がきれいなのは、鏝を使うのではなく、ドロドロのコンクリを流し込むのだそうです。
dscf0064.jpg (49554 バイト) 基礎下部の型枠をはずす 2005/07/16
 基礎上部のコンクリが完全に固まるのに4,5日はかかるとのことでそれまでは養生期間なのですが、仕事は休みではありませんでした。基礎下部の横についていた型枠の板を外す作業がありました。
 基礎から飛び出たアンカーボルト、特に上に平らな金具がついているものもそうでないものも、少し傾いているものがいくつかあるのですが、それは問題ないのでしょうか。
dscf0065.jpg (40789 バイト) 基礎上部の型枠をはずす 2005/07/19
 基礎上部の鋼製型枠がはずされました。きれいにできています。外周部分には「コンクリート養生中」のテープが張られていました。部屋の中央部やデッキ部分の基礎の合板はまだはずされていません。手前の深基礎は玄関ポーチになります。
dscf0066.jpg (50532 バイト) 土入れ 2005/07/21
 昨日から土入れが始まりましたが、今日は名古屋の最高気温が36℃を記録するという猛暑となり、作業をする人が気の毒になるくらいの大変な日でした。ひとつ前の写真と比べてみるとどのくらい土が入れられているかわかります。基礎の切れ目がありますが、後々のメンテナンスの関係でありましょう。その切れ目の高さまで土が入っています。
dscf0067.jpg (51203 バイト) DKと裏口付近の土入れ 2005/07/21
 手前はダイニングでその奥がキッチンです。右に飛び出た部分が裏口のポーチになります。ここはしっかりと土が入りました。
dscf0068.jpg (59425 バイト) デッキ部分の基礎 2005/07/21
 これを見てターボ君は「お墓みたい」と言いました。確かにそう見えなくもない。右側(家側)の2列はバルコニーの基礎になります。一番左側の1列はデッキの基礎です。これだけしっかりしていればデッキも全く問題ありません。デッキはひと部屋分の広さがあるので、いろいろ楽しめそうです。でも今日のような暑さの中ではとてもゆっくりできません。
dscf0069.jpg (51047 バイト) 玄関部分の表層配筋 2005/07/22
 手前は玄関ポーチ、奥の右側が玄関、左側が玄関収納となります。共にタイルを張る土間となるので、基礎の後、土を入れ圧を加えてから、コンクリートを張るための配筋がなされました。
dscf0070.jpg (41040 バイト) 床下透明フィルム 2005/07/22
 玄関部分の奥、和室やリビングルームの床下は、土を入れた後、透明フィルムが貼られました。これは防湿のためでしょうか。
dscf0071.jpg (38772 バイト) 浴室基礎部分の断熱材 2005/07/22
 浴室の基礎部分は塩ビパイプが見えていました。基礎の内側に分厚い断熱材の発泡スチロールがセットされました。まだ土をたくさん入れなければならないようです。
dscf0072.jpg (60972 バイト) 生コン車とポンプ車 2005/07/23
 一昨日・昨日の猛暑はなくなり曇っていて少し風もある作業するにはありがたい日となりました。ポンプ車がセットして待っているところに生コン車がやって来ました。生コン車から生コンクリートがポンプ車に流し込まれ、長いホースに送り込まれます。ポンプ車の操作はリモコンで行なっていました。最終的に生コン車は3台必要でした。
dscf0073.jpg (41564 バイト) 裏口のポーチにコンクリ打設 2005/07/23
 まず一番奥の裏口のポーチ部分のコンクリートの打設からです。左に2段の階段があります。配筋はその階段と物置にする奥の部分だけです。
dscf0074.jpg (41254 バイト) 各部屋にコンクリ打設 2005/07/23
 各部屋に敷かれたビニールシートがどうなるのかと思っていましたが、その上からコンクリートが流し込まれました。すべての部屋がコンクリートで敷き詰められます。
dscf0075.jpg (34652 バイト) コンクリの仕上げ 2005/07/23
 トンボで均しておいて、仕上げは鏝を使います。
dscf0076.jpg (40087 バイト) 浴室にコンクリ打設 2005/07/23
 昨日見たときは断熱材が基礎に張り付いていただけでしたが、下にも敷き詰められさらにその上に配筋がなされていました。そしてコンクリートの打設です。素人としてはコンクリートの下に断熱材というのがよく分かりませんが、きっと断熱材の上に直接システムバスを置くとフワフワしてしまうからかもしれません。
dscf0077.jpg (49890 バイト) 土台組み 2005/07/25
 基礎の工事が終わり、続いて1階床組み工事が始まりました。ここからは大工さんのお仕事です。
 基礎の上に木材を横たえてありました。よく見ると基礎との間に黒いスペーサーが挟まっています。手前に残ったものがおいてありました。大工さんのお話ではこのスペーサーには2種類あって、隙間が開いていないものは玄関やキッチン辺りに使われ、リビングなどは隙間が開いているものが使われているとのことでした。
dscf0078.jpg (37830 バイト) 給湯配管 2005/07/25
 赤は温水、青は冷水と見た目にはっきりしていていいです。脱衣室の下にありました。ここからキッチンやお風呂に別れていきます。
dscf0079.jpg (51327 バイト) 大引き組み 2005/07/25
 床板や根太をささえる横の木材を大引きというのだそうですが、ちょうど大工さんが行なっているところの木材だと思われます。部屋の中央の基礎(独立基礎)がこんな風に使われていくのかとやっとわかりました。
 敷地の向こうの角にブルーシートで覆われた小山がありますが、あれは床組みで使われるグラスウールだそうです。もう搬入されていたのです。他にもまだ何に使われるかわからない多くのものが搬入されていました。
 この後もっと横に木材を渡していたそうですが、そこまでは見ていられませんでした。
 明日は台風7号がやって来てしまいます。すべてをブルーシートで覆い1日養生です。壁パネルを組んでいるときに台風が来るよりはよっぽどいいとおっしゃっていました。大きな被害が出ないといいのですが。
dscf0080.jpg (62274 バイト) 根太組み 2005/07/27
 台風一過。快晴で爽やかな風が吹きぬけていくものの日差しが強く作業をする人の肌に突き刺さります。台風は大したことがなく通り過ぎ一安心です。
 根太(ねだ)が組まれました。写真はまだ途中になります。東西に長い根太が渡され、その間に短い根太を挟んでいるところです。根太の色が変わっているのは防腐剤が加圧注入式で入っているからです。根太の下側には根太の板の厚さより広い薄板が張られています。これに支えられて根太の間に黒いプラスチック製のダンボール上の板が敷かれ、根太の高さ分約20cmのグラスウール断熱材が詰め込まれ、上から21mm厚の床下合板が張られるそうです。フローリングはさらにその上になります。夕刻にはこの根太が組み終わってシロアリ対策の薬が塗られました。
dscf0081.jpg (29955 バイト) 大引き下の鋼製束 2005/07/27
 写真の左右の板と上の板は根太になります。剛製束がついている木が大引きです。剛製束と独立基礎との固定にはコンクリート釘が使われ、さらに白く見えるのがヘキサボンドであると思われます。左右の根太にはその下に板が打ち付けられているのがよく分かります。この板に支えられて黒い板がはまり、断熱材が入ることになります。そうなるともう剛製束は見えなくなってしまいます。
dscf0082.jpg (36979 バイト) 舞台の完成 2005/07/28
 まるで舞台の完成です。残念ながら日中に見に行くことができなくて、今日の仕事がすべて終わったところでした。根太が組み終わって、グラスウール断熱材を詰め込み、上から合板が一面に張られました。根太との間には接着剤が見えますので、密着しているものと思われます。
dscf0083.jpg (43737 バイト) 養生シート 2005/07/29
 昨日の合板の上から透明フィルムを一面に張ったそうなのですが、それを見ることはできず、すでにブルーの養生シートに覆われていました。明日に備えて墨出しもしているはずなのですが。
dscf0084.jpg (50014 バイト) ビケ足場設置 2005/07/29
 明日は1階の壁パネル建方です。そこで足場の設置が行なわれました。ビケ足場といいます。楔式の足場で美しく素早く設置できます。2人で始まって途中から3人になりましたが、見る見るうちに組み上がっていきます。慣れているのだろうけれど、組み上げている作業員の方はとても身軽です。曇ってはいますが、とても蒸し暑い中ご苦労様です。ただ心配なのは明日の壁パネルはどこから入れることになるのだろうということです。
dscf0085.jpg (57479 バイト) 1F壁パネル搬入 2005/07/30
 朝9時過ぎに現場へ行くと既に部材はすべて搬入されていました。6時半から始まっていたそうです。壁パネルに茶色になっている部分がありますが、防腐剤もしくは防蟻処理が施された部分で、内部には既に断熱材が入れられています。
dscf0086.jpg (45660 バイト) 1F部屋仕切りパネル搬入 2005/07/30
 中身の詰まった壁パネルとは違って、中に何も入っていない壁もあります。これは次回必要になる部屋を仕切るためのパネルになります。
dscf0087.jpg (38621 バイト) 壁パネルレール 2005/07/30
 壁パネルと立てていくときその位置を決めるためのレールが貼られていました。茶色の部分です。昨日の午前中の仕事でした。写真では見にくいのですが、床には一面に透明フィルムがしかれています。これで床下の断熱材が濡れてしまうことはありません。また黒いテープは気密を上げるためのスポンジ状のものです。
dscf0088.jpg (38954 バイト) スライディングドア搬入 2005/07/30
 壁パネルや部屋の仕切りパネルは床の上に置かれていましたが、広縁前のスライディングドアは外の庭になる部分に置かれていました。搬入されるときから立てかけるための土台付きです。かなり重そうです。
dscf0089.jpg (55365 バイト) 角の柱 2005/07/30
 壁パネルを立てていくのですが、角は柱を使います。垂直をとりながら進めます。
dscf0090.jpg (52915 バイト) 1F壁パネル立ち始める 2005/07/30
 角の柱を垂直に立てた後はいよいよ壁パネルを立てていきます。この大きさの壁パネルともなるとかなり重たいようで、クレーンで吊って設置していきます。
dscf0091.jpg (53917 バイト) 1Fバルコニードア立つ 2005/07/30
 デッキに出るためのバルコニードアがはめ込まれた壁パネルを立てています。既に立っている窓のあるパネルはガラスが上から下まで切れ目なくあるタイプで、開かないFIX窓です。あまり使われることがないそうですが、きっと明るくなることでしょう。
dscf0092.jpg (56730 バイト) キッチン壁パネル立つ 2005/07/30
 SWHの通常の窓は既に立っている壁パネルを見るとわかりますが、今運んでいるのはキッチン部分の横広の窓です。
dscf0093.jpg (49607 バイト) 裏口ドアパネル立つ 2005/07/30
 裏口になるドアがはめ込まれた壁パネルが立とうとしています。壁パネルのこちら側はボードが張られていますが、すべてネジでとめられています。それは後日電気配線をするときのために剥がすことができるようになっているそうです。電気配線が終わると釘打をして固定します。
dscf0094.jpg (44227 バイト) 玄関パネル立つ 2005/07/30
 玄関ドアが後日はまることになる部分の壁パネルが立つところです。
dscf0095.jpg (55970 バイト) 突然大粒の雨 2005/07/30
 後もう少しですべての壁パネルが立とうとするとき、突然大粒の雨が降ってきてしまいました。ほんのひと時の雨ではありましたが、急いでブルーシートが被せられました。被せると止んでしまいました。するとブルーシートをはずして、床の水取りが始まりました。ほんのひと時とはいうものの、床にはフィルムが張ってあり染み込んでいきません。トンボでかき集め塵取りですくってはバケツに入れる。雑巾がけまでして水分を取り去りました。取り除いた水はバケツに3〜4杯もありました。ここで1時間くらいロスをすることになってしまいましたが、雨では致し方ありません。
dscf0096.jpg (40109 バイト) スライディングドア吊り上げ 2005/07/30
 雨のために作業が遅れたために、子供たちは壁パネルの立つところを見ることができました。最後はスライディングドアです。まず外から吊り上げて中に入れます。
dscf0097.jpg (35537 バイト) スライディングドア設置 2005/07/30
 スライディングドアは壁パネルになっていません。先に上には梁に使われるような集成材が付き、まわりに合板や柱を付けてから、4人がかりでスライディングドアをはめ込みました。
dscf0098.jpg (40876 バイト) 1F壁パネル養生フィルム 2005/07/30
 壁パネルがすべて立ち終わると、まわりを白い養生フィルムで覆ってしまいました。これでは窓を開けられません。後日2階の床が付くと中で作業する人は暑くて大変です。上棟が終わるまでは少なくともこの状態だそうです。
dscf0099.jpg (42555 バイト) 1F壁パネルの支え 2005/07/30
 何度も垂直を見て立てているので傾いてほしくありません。内部の部屋の仕切りパネルでも立ち始めるとしっかりするのでしょうが、今はまだ不安定ということで支えが付きます。
dscf0100.jpg (46332 バイト) 1F壁パネル完成 2005/07/30
 夕刻6時半1階の壁パネルが完成しました。まだこの後も1時間くらい作業をして見えましたが、本当に蒸し暑い中ご苦労様でした。最後はブルーシートを全体にかけて終了です。

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