建築日記8月
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スウェーデンハウスによる建築日記を紹介していきます。
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2005年8月

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2005年9月

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2005年10月

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2005年11月

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dscf0101.jpg (46822 バイト) 1F仕切りパネル建方 2005/08/01
 まわりの足場に登って中を見てみました。部屋を仕切るためのパネルが建ちはじめていました。仕切りパネルは断熱材を入れる必要がないので、枠の片面に合板が張ってあるだけです。クロスを貼ってしまうとどちら側に合板面があるかわからなくなるので、確認しておいた方がいいです。
dscf0102.jpg (53543 バイト) 梁と2F根太工事 2005/08/02
 梁といっても在来工法ではないので、あまり梁らしいものはないのですが、仕切りパネルの上に太い集成材で渡してある部分があります。
 2階の床を作るための根太の工事が進められていました。床が張られてしまえば簡単に歩くことができますが、今は常にバランスをとりながら歩かなければならず、気が抜けません。真ん中辺りのすっぽり穴の開いている部分は階段になります。その左向こう、南端になる部分にも穴が開いていますが、あれば吹き抜けになります。
dscf0103.jpg (37666 バイト) 2F根太工事 2005/08/03
 昨日に続き2Fの根太工事が行なわれました。根太は1Fのときと同じように東西方向に長い材を渡し、南北方向に短い材を入れていきます。1Fのときとの違いは使われている材料の質です。
 撮影時には既に2Fの床が貼られています。
dscf0104.jpg (39348 バイト) 2F床工事 2005/08/03
 きれいに2Fの床が貼られました。1Fのときのように透明フィルムも貼られています。黒いテープは仕切り壁が立つところです。手前の大きな穴は階段で、向こうの穴は吹き抜けです。
dscf0105.jpg (41327 バイト) 2F壁パネル建方 2005/08/04
 2Fの壁パネルが立ちました。1Fのときと同じようにクレーンで1枚1枚吊って立てていったと思われます。完成状態しか写真に収めることができませんでした。総2階ではなく玄関上には部屋がないので壁パネルがありません。
dscf0106.jpg (33294 バイト) 2F仕切りパネル建方 2005/08/05
 ここは階段を上ったところにあるファミリールームになります。吹き抜けがあるので床がありません。その吹き抜けに窓が2つ。開かずの窓となります。左の仕切りパネルの左側が子供部屋、右側は主寝室の仕切りパネルです。
dscf0107.jpg (57601 バイト) デッキ金物取り付け 2005/08/05
 デッキの基礎に黒い金物が取り付けられました。
dscf0108.jpg (41983 バイト) バルコニー柱脚金物 2005/08/05
 向こうに写っているバルコニーの柱を立てたとき、その足の部分と基礎とを繋ぐ金物です。
dscf0109.jpg (34786 バイト) バルコニー柱 2005/08/05
 バルコニーの柱に足の金物を付けたり、梁と接合するための金物を付けたりと準備が進められました。
dscf0110.jpg (56205 バイト) バルコニー柱建方 2005/08/06
 小屋組みをする前にバルコニーの柱が立ちました。それはバルコニーが家の本体から分離しているのではなく、バルコニーの上に軒が出てくるように設計しているからです。
dscf0111.jpg (46547 バイト) 2F小屋組工事 2005/08/06
 バルコニー柱を立てたところで小屋組みとなりました。60cm間隔で三角形に作られた小屋トラスをクレーンを使って組んでいきます。屋根を切妻にすると構造は簡単なのでしょうが、寄棟をお願いしたので、小屋トラスが少し複雑になってきます。
dscf0112.jpg (53944 バイト) 2F小屋トラスを上から撮影 2005/08/06
 高所で作業をしている工務店の方にわざわざ足場の一番上まで上がってもらって写真を撮ってもらいました。まだ完成ではないのですがかなりの部分ができています。寄棟でさらに切り返し部分があって谷ができるので格好はいいのですがその分複雑です。
dscf0113.jpg (35461 バイト) 2F小屋トラス 2005/08/06
 ヘルメットをかぶって足場の上部に登ってみました。しかし私にはここまでの高さしか無理です。寄棟の感じが見られます。手前の小屋トラスは三角形ではなく台形になってきています。
dscf0114.jpg (30455 バイト) 鼻隠し 2005/08/08
 斜めの板が垂木といいますが、その垂木の木口を隠すために取り付ける横の板を鼻隠しといいます。それが取り付けられていました。
dscf0115.jpg (40240 バイト) 小屋トラスの固定 2005/08/08
 三角形の小屋トラスは事前に作られて搬入され、現場では組み立てていくだけなのですが、それでもこの数は大変です。小屋トラスを立てていくだけでは不安定なので、途中に横材を打ち付けて安定が図られています。
dscf0116.jpg (39065 バイト) 野地板を貼りはじめる 2005/08/08
 野地板とは屋根の下地材のことですが、北側の三角形の部分から貼り付けられ始めました。野地板を貼ってしまえば多少の雨は凌げます。ここのところ急に局所的な雨が降ってくるので、どんなに快晴でも常に空を気にしていなければなりません。それが少し気楽になるだけでもずいぶん違います。それにしても今日も日中は猛暑でした。名古屋の最高気温は36.7℃でした。お疲れ様です。
dscf0117.jpg (41156 バイト) 野地板をほぼ貼り終わる 2005/08/09
 写真では見えている西側の屋根の野地板が貼られていませんが、他の面はすべて野地板が貼られて、屋根の骨格が完成です。
dscf0118.jpg (63157 バイト) 玄関屋根建方 2005/08/10
 足場の角に小屋トラスが置かれていましたが、玄関の屋根のためでした。玄関ポーチの柱も立って、玄関らしくなってきました。
dscf0119.jpg (52673 バイト) 玄関屋根の鼻隠し 2005/08/10
 ターボ君が高い足場に乗ってご機嫌です。玄関屋根はその鼻隠しが打ちつけられています。
dscf0120.jpg (36278 バイト) ライナールーフ 2005/08/10
 屋根は野地板を貼った後、防水のためにライナールーフという黒いシートを貼ります。三星のライナールーフはこの種の防水シートでは最高品質とのことです。1本1m×20mとの表示があります。
dscf0121.jpg (33697 バイト) ライナールーフを貼る 2005/08/10
 ライナールーフは当然下から貼っていきます。
dscf0122.jpg (34642 バイト) ライナールーフを貼り終わる 2005/08/11
 屋根全体にライナールーフが敷き詰められました。瓦を乗せるにはもうひと仕事ありそうです。
dscf0123.jpg (53550 バイト) 玄関屋根のライナールーフ 2005/08/11
 玄関屋根にもライナールーフが貼られています。これでもう雨が降っても大丈夫です。
dscf0124.jpg (30881 バイト) 窓が開く 2005/08/12
 外回りは家全体が白いシートに包まれてどこの窓も開かなかったのですが、2Fの寝室の窓がひとつだけ開けられていました。まだ天井も貼っていないので、多くの隙間が開いているとは言うものの、少しは風を通さないと中での作業がしていられません。そしてこの回転窓がいいんですよね。
dscf0125.jpg (29530 バイト) 根太を包む板と壁パネルの固定 2005/08/12
 写真はないのですが、根太を隠すような板が貼られ、防腐剤を塗った後、白いシートで包まれていましたが、それらを固定するための金物だと思われます。2Fの根太の部分にも同じように金物が使われています。
dscf0126.jpg (30114 バイト) 突然の土砂降り 2005/08/12
 急に暗くなってきたかと思うまもなく、稲光と共に猛烈な雨風となりました。時間雨量は40mmほどだったのでそのほどがわかります。雨が上がってから見に行きました。屋根にはライナールーフが敷いてあるので安心です。
dscf0127.jpg (24395 バイト) アンカーボルトの固定 2005/08/12
 壁パネルの分解が始まってびっくりです。基礎から伸びているアンカーボルトを固定するために内側の板を外したのですが、おかげで壁パネルの内部を見ることができて良かったです。このキッチリ詰まった断熱材がいいです。密度は通常の1.5倍とのこと。中央のパイプは電気配線のためのものです。
dscf0128.jpg (29443 バイト) 仮の手摺り子 2005/08/12
 階段もまだ脚立階段で登り辛いです。階段ホールの周りは手摺り子が付きますが、これは仮の状態です。まもなく迫った上棟打ち合わせに備えて、そして中で作業をする人の安全のためです。これが無いときは少し緊張しました。
dscf0129.jpg (57677 バイト) 玄関扉が付く 2005/08/13
 様子がすっかり変わっていました。まず玄関扉が付いています。家を包む白いシートが変わっています。そして窓がきれいに見えています。
dscf0130.jpg (27903 バイト) 吹き抜けの手摺り子 2005/08/13
 昨日はまだ階段部分の仮の手摺り子だけだったのですが、今日は吹き抜け部分の手摺り子も付いていました。これでターボ君の落ちる心配が減ります。
dscf0131.jpg (39273 バイト) 透湿・防水・防風シート 2005/08/13
 昨日までの白いシートも防水シートなのだそうですが、その上にさらに分厚いSWHのロゴの入った透湿・防水・防風シートが貼られました。よく見ないと分かりませんが、窓の周りは白いテープが貼られ気密を上げています。このテープもSWH専用の特殊処理品なのだそうで防水・気密テープとなっていました。
dscf0132.jpg (26825 バイト) 床下点検口の穴 2005/08/13
 階段下の物入れの床に床下点検口が付きます。ここではまだそのための穴が開けれているだけです。
dscf0133.jpg (46936 バイト) 裏口の屋根 2005/08/13
 裏口の屋根部分の造作です。このくらいの造作はあっという間にやってしまいます。この上に野地板を貼り、ライナールーフを貼って、ひとまず完成でした。後日板金屋さんが来て、その上を貼るそうです。
 基礎の後、土台・根太から始まって、壁パネルの立ち上げ、そして屋根建方まで、家が形になっていく部分を最初から最後までしっかり仕事をしていただいた宮坂さんに感謝です。途中記録的な暑さもあって本当に大変でしたが、真面目な好青年でとても嬉しく思いました。次はお盆明けから名古屋の黒川の方で同じように仕事をされるとか。がんばってください。
dscf0134.jpg (50072 バイト) 1F屋根の足場 2005/08/16
 2Fがない玄関部分の屋根の上に足場が組まれました。ライナールーフの上に足場の足が乗ってしまっていますが、大丈夫なのでしょうか。
dscf0135.jpg (48739 バイト) 足場のシート 2005/08/17
 家が見えなくなってしまって残念なのですが、足場にシートが設置されました。落下物などの安全のためには仕方ありません。正面にSWHのロゴがド〜ンと。かなり目立ちます。
dscf0136.jpg (50448 バイト)  2005/08/18
 きっと明日から瓦葺きが始まります。その準備として屋根下地である桟(えつり)が施工されました。瓦を運ぶためのレールがあり、梯子と一緒なので慣れればこれで昇り降りもできるようですが、素人には恐い。屋根の尾根部分には金具が付いていたり、谷の部分には板金が付いていたりしました。
dscf0137.jpg (57929 バイト) モニエル瓦 2005/08/19
 瓦ひとつをとっても様々な種類があり、SWHで採用できないものはほとんどないので、選択肢は多岐にわたってしまい、いったいどれにすればよいか迷ってしまいます。日本の伝統的な陶器瓦も考えましたが、色が単一になってしまうことと金額的にも合わなくてやめました。それに通常、人の目の高さからはほとんど瓦が見えなくらいの位置関係なので、あまりこだわらないことにして、標準のモニエル瓦センチュリオンにしました。洋風の瓦でコンクリート瓦になります。色はコーラルオレンジです。美しい色を保つには10年に1度の再塗装が必要となっていますが、見えないくらいの高さですし、色が斑なので再塗装といってもうまくはいかないんじゃないかな。色は風化しても品質には問題ないとのことなので、今のところ再塗装は考えていません。20年に1度の再塗装が必要となっているDXという瓦もありますが、色が斑でなくなります。陶器瓦ではなくてもかなり重いです。それでも陶器瓦よりは軽い。地震国である日本にとっては瓦が重いのはよくないことですが。
dscf0138.jpg (68090 バイト) 瓦葺きはじまる 2005/08/19
 南側の三角形から瓦葺きがはじまりました。瓦には1ヶ所穴が開いていて、1枚1枚桟に固定していくそうで、そう簡単にはできません。約180uの広さがあるそうで、通常よりは広いと三重から通ってくる瓦屋さんがおっしゃっていました。いったい何枚くらい葺くことになるのでしょう。
dscf0139.jpg (64485 バイト) 瓦葺き2日目 2005/08/20
 今日は土曜日ということで午前中だけの仕事でした。南側の三角形部分がほぼ終わり、東側や北側も少し葺かれていました。そしてほとんどの瓦が上に運び込まれていました。
panorama.jpg (167459 バイト) パノラマ 2005/08/20
 屋根の一番高いところに上ってぐるりとパノラマ写真を撮ってみました。(このままでは小さくて何が写っているかわかりづらいので、大きくするには写真上にマウスカーソルを持ってきて写真を保存してください。)
 一番左の川は愛知用水です。一番右側には名古屋駅のツインタワーも写っています。
dscf0140.jpg (45257 バイト) 雪止め 2005/08/23
 瓦葺きも3日目。西側の瓦が葺かれていました。途中に見える金物は雪止めです。あまり大雪とならない地域なので必要はないかもしれませんし、設置しなければそれだけ安くなるのですが、一応北面と東面だけ付けることにしました。あれ?・・・西面にも付いている!?
dscf0141.jpg (53933 バイト) 瓦葺き3日目 2005/08/23
 3日間では全部を葺くことは無理みたいで、もうあと少しなのですが、台風11号が近づいているということで、夕刻は残った瓦を紐で縛って備えていました。この前の台風のように東の方へ逸れていってくれないかなぁ。
dscf0142.jpg (60911 バイト) 台風に備えて 2005/08/23
 瓦も台風に備えて縛っていましたが、足場のシートも風を受けやすいので纏められていました。
dscf0143.jpg (28879 バイト) 明日は上棟打ち合わせ 2005/08/23
 明日の上棟打ち合わせに備えて、緑色のテープがあちこちに貼られていました。仕切り壁やドアなどの建具の位置を示しています。よりイメージがつかみやすくしてあります。嬉しい配慮です。
dscf0144.jpg (59929 バイト) アプローチ仮の階段 2005/08/23
 最終的にもアプローチの階段は8段くらいできるのですが、明日の上棟打ち合わせに備えて、足場の作業員の方が来て仮の階段を作っていきました。これで楽に上がっていくことができます。
dscf0145.jpg (39709 バイト) 上棟式 2005/08/24
 上棟式を迎えました。在来工法ならばとても重要な儀式となるところですが、ハウスメーカーでもありますし、木質パネル工法でもあるので、式を行なわない施主も多いと聞きましたが、我が家では略式でも一応一通り行なうことにしました。地鎮祭のときにいただいたお札を供え、ニ礼ニ拍手一礼。
dscf0146.jpg (55777 バイト) お清め 2005/08/24
 家の四方にお清めです。SWHに持ってきていただいたお神酒で柴建の具志堅さんが左右左とかけ、私が研いで乾かしたお米を、妻がお塩をかけます。北東の角から始まって、南東の角、南西の角、北西の角と進みました。最後に再びお札の前でニ礼ニ拍手一礼。めでたく終了です。簡単に乾杯。無事に完成しますように。
dscf0147.jpg (43465 バイト) 上棟打ち合わせ 2005/08/24
 上棟式のあと、上棟打ち合わせとなりました。参加者はSWHから現場監督の駒林さんと営業の栗崎さん(設計の牧さんは残念ながら帰省中)、工務店である柴建の監督:具志堅さん、電気工事をされる東岐電気商会の林さん、インテリア関係:北洋交易の川上さん(インテリアコーディネーターの今井さんは残念ながら他のお仕事)、水道工事をされる東海設備工業の杉山さん、エコキュートや空調関係:松下設備システムの北川さん、そして太陽光発電のお話をされてすぐに帰ってしまわれた萬古窯業の加藤さん(写真には写らず)の8人とうちの家族でした。
 上棟式が12時半から、上棟打ち合わせは1時前には始まりました。そして全てが終わったのは7時少し前でしたから、約6時間かかったことになります。
 2Fから始まって1Fへ。ひと部屋ずつ大工仕事の確認・コンセントやスイッチ類の電気関係の確認・空調関係の確認をこまめに丹念にしていきました。その中で設計段階ではダイニングとリビングの間の開口は3.5m以内と決まっていると言われてきましたが、実際には4m位取れることがわかり変更することとしました。広い空間が欲しい私たちとしては大満足です。コンセントを増やしたり位置を変更したりもしました。1Fのエアコンの位置で悩んだりもしましたが、何とかそれもクリアし、外回りの水道関係の確認をして、インテリアの追加提案をお聞きして終了でした。お付き合いをしていただいた皆さんに感謝です。お疲れ様でした。
dscf0148.jpg (58831 バイト) 瓦葺き4日目 2005/08/25
 この午前中はまだ台風が来るかもしれないという虞の中でのお仕事でしたが、結局この前の台風のように目の前で東へ逸れて行ってしまい、風雨共に無くありがたいことでした。
 雪止めは瓦屋さんの手違いで、東と西を間違えて、予定のない西側に付いてしまっていましたが、東側にはちゃんと付けてもらって、西側は外す手間を省くためそのまま採用することにしました。
dscf0149.jpg (26078 バイト) キッチンカウンター下の穴 2005/08/25
 上棟打ち合わせが終わったらその翌日からすぐに様々な業者が一度にやって来て仕事が始まりました。その一つは水道関係の工事です。床下には温水用の赤いパイプと冷水用の青パイプが既に配管されていますが、それらを取り出すための穴が開けられていました。手前の穴は少し大きくなっているのできっとそれは排水用でしょう。このキッチン以外にもトイレや洗面にも床に穴が開けられていました。
dscf0150.jpg (39258 バイト) 2F天井裏の電気配線 2005/08/25
 天井が貼られていないのはこのためだったのかと素人はこの時わかります。たくさんの線がありますが、トラスの柱にきれいに並べて名前が書かれていました。
dscf0151.jpg (26247 バイト) 仕切りパネルの中のコンセント配線 2005/08/25
 仕切り壁には断熱材がありません。どちらか一面に板が打ち付けてあります。コンセントになる配線がされていました。
dscf0152.jpg (24481 バイト) 壁パネルの電気配線 2005/08/25
 壁パネルに電気配線をするとなれば内側の板を外して、断熱材を取り出し、コードを通していくことになります。前にもありましたが、それにしてもきれいに収められている断熱材です。取り出しても全く形が崩れずそのまま立っています。
dscf0153.jpg (65836 バイト) 瓦葺き5日目 2005/08/26
 尾根や谷になる部分の瓦は割ることになるのですが、切り口がきれいじゃないなと思って尋ねたら、やはりそのままではありませんでした。サンダーをかけてきれいにし、色を塗るとのことでした。写真ではサンダーがかけてあり形が整っています。
 尾根の丸い瓦を乗せるために木材を配置したところです。
dscf0154.jpg (33355 バイト) 24時間換気システム本体 2005/08/26
 今時の高気密の家にとって24時間換気システムは必須のことなのですが、この家では少し広めということで3台使われることになっています。本体はナショナルのもので熱交換型です。熱の変換効率は約60%といわれます。その新鮮な空気は取り入れたいが、熱は奪われたくはないということです。太いダクトは外気に向けて、細いダクトは各部屋に向けて吐き出すためのものになります。部屋からの吸い込みは各階に2ヶ所くらいで、蓋の付いた部分に繋がります。本体の横に置かれたホースは各部屋と本体を繋ぐものです。
dscf0155.jpg (37295 バイト) 24時間換気システムダクト 2005/08/26
 1Fの24時間換気システムの外気との遣り取りは裏口の天井部分になります。そのダクトを通すための穴を開けています。2Fの根太に大きな穴を開けなければならないので工具を使っても大変です。
dscf0156.jpg (30629 バイト) 給排水配管 2005/08/26
 1Fトイレ内に2Fトイレ&洗面のための給排水配管を施しています。よって1Fトイレ内の角部分が少しスペースをとられることになりますが、その続きに手洗いのカウンターがつけられるので、あまり気にならないようにしています。
dscf0157.jpg (34899 バイト) エアコン本体 2005/08/26
 リビング天井内にルームエアコンを埋め込みます。その本体です。ナショナルのエオリアです。
dscf0158.jpg (43349 バイト) 24時間換気システム本体設置 2005/08/27
 24時間換気システムの本体が天井部分に設置されました。左側の太いダクトは家の外に向かっていて、右側の細いダクトは各部屋に向かっていています。中央の白い部分で外からの新鮮な空気と家の中の空気が熱を受け渡します。交じり合うことはありません。
dscf0159.jpg (35761 バイト) エアコン本体設置 2005/08/27
 1Fのリビング天井内にルームエアコン本体が設置されました。すぐ右側は吹き抜けになるところです。リビングのライトや将来設置したいルームシアターのためのプロジェクターの位置などの関係でずいぶん迷ったところです。
dscf0160.jpg (55796 バイト) 瓦葺き終了 2005/08/27
 瓦葺き6日目にして完了しました。尾根の丸い瓦が乗せられています。谷の部分の切り口には色が塗られていました。そして写真ではわかりずらいのですが、一番高い尾根には換気のためのスリットが付いています。

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