建築日記10月
上

 

スウェーデンハウスによる建築日記を紹介していきます。(2005/10/31更新)
2月〜5月はこちらです。6月〜7月はこちらです。8月はこちらです。9月はこちらです。11月はこちらです。

2005年10月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

2005年11月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
             

2005年12月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
             

2006年1月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
             

dscf0222.jpg (24596 バイト) キッチン石膏ボード 2005/10/01
 キッチンの壁面に石膏ボードが貼られました。薄緑色の石膏ボードなので水に強い方のになります。この後は石膏ボードの目地などにパテできれいに埋めてからクロスが貼られます。ターボ君が立っている辺りはシステムキッチンが入るので、壁はキッチンパネルが貼られます。
dscf0223.jpg (27497 バイト) 天井点検口 2005/10/01
 2Fファミリールームの続きで廊下の天井にある点検口です。天井はパインのピーリング貼りとしているので点検口も同じパイン材となるのですが、くぼみのラインをキッチリ合わせてあるところにこだわりがあります。
dscf0224.jpg (24579 バイト) キッチンバーカウンター 2005/10/01
 向こう側がキッチンでこちら側がダイニングです。システムキッチンのシンクの前にバーカウンターを付けてもらいました。パインの化粧板です。この後、三角形の支えを付けてもらいました。ダイニングにはもちろんテーブルを置くつもりですが、このカウンターにも少し高めのチェアを置いて、軽い食事をするときに使いたいと思っています。チェアの選び方が難しそうです。
dscf0225.jpg (22240 バイト) バスルームのドア回り 2005/10/04
 洗面室からバスルームのドア周りを見ています。化粧枠がはまり、石膏ボードが貼られて、隙間が見えなくなりました。バスルームのドアは通常折れ戸なのですが、開き戸にしました。広く開けられるのではないかと思ったからです。今の住まいでターボ君がドアヒンジ辺りで指を挟み中指の先を失う寸前まで行きましたので、その辺りの構造に注目しましたが、うまくできていて、ほとんど指などが挟まないようになっています。
dscf0226.jpg (25082 バイト) バスルームの断熱材 2005/10/04
 バスルームの横は廊下になっています。間は仕切り壁です。通常は仕切り壁の中に何も入りませんが、バスルームのところだけは断熱材がしっかりはまります。断熱材を入れて透湿シートで覆います。下のほうは腰壁ピーリングが貼られるために透湿シートはありません。
dscf0227.jpg (26327 バイト) バスルームのトイレ側断熱材 2005/10/04
 バスルームの回りは断熱材で覆われるため、隣のトイレとの間にもしっかり断熱材が入っています。石膏ボードを貼ってしまえばわからなくなります。
dscf0228.jpg (29746 バイト) エッチングガラス設置 2005/10/05
 搬入されたままなかなか設置にいたらなかったエッチングガラスがはめ込まれました。場所は吹き抜けのある2Fの窓2つです。通常は開けることができません。そしてカーテンも付けることが難しい場所なので、エッチングガラスを入れることにしました。SWHは窓が3層になっていますので、この5mm厚のエッチングガラスは内側に4層目としてはまりました。少し高価で贅沢な一品ですが、お気に入りの一つです。
dscf0229.jpg (21363 バイト) 外から見たエッチングガラス 2005/10/05
 夜、部屋の中からのライト越しに見るエッチングガラスはとても幻想的です。
dscf0230.jpg (28976 バイト) 玄関収納設置 2005/10/05
 玄関収納、いわゆる下駄箱が設置されました。養生のためのカバーがしてあるのでよく分かりませんが、パイン材を使った美しい扉です。天井までの大きなものもありますが、玄関ホールが狭く見えてしまうということで採用しませんでした。反対側に家族玄関および物置がたっぷりあるので、この玄関収納には特別なものしか入れないつもりです。後ろにはすでに腰壁ピーリングが貼られています。
dscf0231.jpg (23442 バイト) 玄関納戸ドア設置 2005/10/07
 玄関を入って左側に納戸を設けました。その扉が付きました。ひっくり返して、蝶番を付け替え、ハンドルの位置を変えれば、今とは逆の開き方にもなるそうで、うまくできています。パイン材でできていてとてもきれいです。表面だけ貼ったものもあるそうですが、これはちゃんとした本物の木でできているそうで、だからこそ若干そりやゆがみが出るそうですが、それが本物の証であると思います。玄関ホールにも腰壁ピーリングを貼りました。天井もピーリング貼りということで、玄関を入ったときに木の家であることを印象的に示すことができそうです。
dscf0232.jpg (26706 バイト) システムキッチン設置 2005/10/07
 システムキッチンが設置されました。残念ながら夕刻に行ったときには、すでに養生されてしまっていて、シンクの部分などはよく分かりませんでしたが、上の部分などはこのように見えていて、パインの木の雰囲気がとてもいい感じです。
dscf0233.jpg (25664 バイト) 食器棚設置 2005/10/07
 シンクの反対側には食器棚を付けました。ここをどのような仕様にするのかずいぶん考え迷いました。このキッチンルームはほぼ正方形の形をしています。それを機能的にうまく使うにはどうすればよいか、設計士さんと共に長い時間がかかったところです。キッチンカウンター側にも棚があって、ここにもあるので、かなり食器が入ると思うのですが、妻はこれでも足らないようなことを言っています。
dscf0234.jpg (20968 バイト) ニッチ造作 2005/10/07
 玄関ホール正面にニッチを造ってもらいました。ライトを付けるほどにはしていません。どんな風に飾ることになるのか、センスが問われてしまうのかもしれません。
dscf0235.jpg (34716 バイト) 窓付枠の下地と水切り設置 2005/10/08
 SWHの特徴の一つに窓付枠があります。この太目の枠を見てSWHだとわかることが多いと思います。色はこの色ではありません。さらにこれは下地であろうと思われます。この上に板金があって、色は窓とほぼ同じカスタニ色となります。窓の下にはアルミでできた水切りも付きました。

 (後述)窓付枠はこれに塗装をして終わりだそうです。この枠は鼻隠しでも使われた石膏系のかなり硬い材質です。

dscf0236.jpg (40878 バイト) 外壁材シーリング 2005/10/08
 外壁材の角は角用のL型のものが使われています。通常の平面板との間は1cmくらいの隙間があって、そこにはアルミの板が挟んでありましたが、さらにシーリングが入りました。軒との境にもシーリングが入っています。
dscf0237.jpg (23367 バイト) 自然光によるエッチングガラス 2005/10/08
 家の中から外の自然光を通してエッチングガラスを見ました。美しく素敵です。窓の内側にこの4枚目のエッチングガラスを入れたわけですが、そんなにも余裕があったのかと測ってみたところ15mmもありました。そこに5mm厚のエッチングガラスを入れ、10mm厚の細い木で4辺を押さえています。
dscf0238.jpg (29198 バイト) 養生をはずしたシステムキッチン 2005/10/08
 しっかりと見たくて養生のダンボール紙をはずして見ました。SWHオリジナルキッチンは周りと統一感の取れたパイン材を扉などに使い、ベルテクノが提供しています。標準のプレーン扉にしました。框の付いたものや節なし、バーチ材やナラ材などもありますが、そうしなくても十分に満足できるものです。グラニットグレー色の人口大理石でできたワークトップに、手前の黒いところはIHクッキングヒーター、その横に食器洗い乾燥機がスライドオープンします。IHクッキングヒーターの上には同時給排タイプのレンジフードが付いています。昔ながらのファンしか知らない者にとってこれだけでも驚きです。
dscf0239.jpg (23964 バイト) 玄関納戸上がり框 2005/10/10
 玄関を入って左側の納戸は物置でもあるのですが、家族玄関としての使い道を考えています。靴が脱ぎ散らかしていても、不意の来客があっても慌てないようにとの営業マンからのアドバイスによります。石膏ボードが貼られると同時に上がり框の木も貼り付けられました。床のどの高さにタイルが貼られることになるのかまだわかっていません。
dscf0240.jpg (19636 バイト) トイレ石膏ボード 2005/10/10
 1Fのトイレは2Fのトイレからの配管があるために一部分が張り出しています。水周りということで、石膏ボードは薄緑色のものになっています。
dscf0241.jpg (15333 バイト) 2F石膏ボード貼り開始 2005/10/10
 1Fの石膏ボードがほぼ貼り終わったということで、2Fに移りました。まず主寝室にくっついたウォークインクローゼットからです。高さ1800mmの棚や高さ1700mmと800mmのパイプがつくことになっています。棚を支える縦の板がつくところの石膏ボードは少し間が開いています。
dscf0242.jpg (19599 バイト) 2Fトイレ石膏ボード貼り 2005/10/11
 2Fの石膏ボード貼りは主寝室から始まって、隣の納戸に続き、トイレまで来ました。全ての内面を石膏ボードで覆うのは大変なことです。ひとつひとつ長さを測り、切って貼って、ステープラーで抑えてから、ビスで留めていきます。何をするにもメジャーで長さを測り、材料でもう一度長さを測って切る。何度も何度もメジャーを出したりしまったり。1軒の家を建てるとメジャーは使い物にならなくなるそうです。ビスは1日に4000本は打つとか。きれいにちゃんとした位置にビスを打つため、墨つぼでラインを引いてから打ちます。その墨つぼの墨は数日経過すると薄く消えていくそうです。そこまでしなくても、ボードとボードの間の溝やビスの凹みを埋めるようにパテが塗られてしまうのですが、それをする人のこだわりがそこにあるのですね。
dscf0243.jpg (25392 バイト) 回り縁施工始まる 2005/10/12
 回り縁(まわりぶち)とは天井のまわりの壁と接する部分に取り付けた横木のことです。SWHではパイン材のわりと分厚い木を独特の加工を施して貼り付けます。よく知らない人がこの木を見てもどこにどのように取り付けるのかわからないと思います。後ほど保護のための塗装がされるそうです。
dscf0244.jpg (24626 バイト) 折れ戸化粧枠とレール 2005/10/12
 2Fの納戸は折れ戸になっていますが、その化粧枠が設置されました。上部にはレールが付いています。床にもレールがあります。枠はツルツルの木で気持ちがいいです。
dscf0245.jpg (17659 バイト) ファミリールームに石膏ボード 2005/10/13
 2Fの石膏ボード貼りはファミリールームが終わりました。ここはエッチングガラスのある窓です。もうすぐこの窓の部分の仮の床ははずされます。吹き抜けになります。
dscf0246.jpg (30709 バイト) 窓付枠にコーキング 2005/10/14
 窓付枠と窓との間や水切りとの間などに防水のためのコーキングが施されました。窓付枠と外壁材との隙間には窓付枠をつけるときに中の方にコーキングが入っています。今は目立ちますが、窓付枠の塗装をすると余りわからなくなるでしょう。
dscf0247.jpg (33858 バイト) 外部電源コンセント 2005/10/14
 お庭のためとデッキで何かするときのために、外に電源コンセントを設けました。木工細工はデッキの上ですることになりそうです。
dscf0248.jpg (31095 バイト) 子供室にポケットドアが付く 2005/10/14
 2Fの石膏ボード貼りは子供室(マイ用)がほとんど終わるところで、ポケットドアの設置となりました。それはその枠に合わせてボードを貼る必要があるためです。ただし、このドアのポケットの部分は、こちら側が階段ホールを取り囲む手摺り子の端がくることになるので、その手摺り子を固定するためベニアを貼ったり、向こう側のボードは後でということになったりと、後々のことを考えての施工となります。
dscf0249.jpg (12498 バイト) 飾り棚が付く 2005/10/15
 子供室(マイ用)には飾り棚をつけました。この下にはベッドが置かれる予定です。今からこの飾り棚の上に何を置こうか悩みが始まりました。
dscf0250.jpg (25574 バイト) バルコニー部分の軒に外壁材 2005/10/15
 中央の柱はバルコニーを支える柱で、比較的広い軒が出ているところです。その軒はなぜか単一の高さではなくて段差が付いていました。そこに外壁材が付けられているのに気が付きました。きっと1週間以上前から付けられていたのでしょうが、今まで気が付かずにいました。こんなところに外壁材なのですが、いい感じです。
dscf0251.jpg (21050 バイト) 吹抜けの足場が外される 2005/10/15
 吹抜け部分のエッチングガラスや石膏ボード、回り縁などの施工のために足場が組まれていましたが、それらの仕事が終わったということで、外されました。2Fから見るのとは違い、1Fからみるエッチングガラスはまたいい味を出しています。そして、写真からは伝わりにくいのですが、天井の高さ、空間の広さに感激しました。天井の高い家ってどこかしら贅沢な感じがしますが、僅かなスペースとはいえ、吹抜けを作ってよかったなと思いました。
dscf0252.jpg (47075 バイト) 窓付枠の塗装 2005/10/16
 硬い石膏系の窓付枠に塗装がされました。カスタニー色です。引き締まった印象です。普通は日曜日には仕事はないのですが、この窓付枠の塗装は、大工さんの仕事がないときに行ないたかったそうです。それは窓を開けられたくないから。雨の日はできないし、ここのところ雨が多くて、塗装の仕事は滞っているようです。下塗りをしてから、細かいところは刷毛で、全般にはローラーで均一に塗られていきます。上の板金部分や窓下の水切り部分にはマスキングがされています。
dscf0253.jpg (17667 バイト) 子供室の幅木 2005/10/19
 この月曜日は現場に足を運ぶことができず、昨日の火曜日は大工さんの都合で仕事がなかったこともあって、珍しく2日間もおいて見ることになりました。
 子供室の幅木が付けられていました。どんな部屋も幅木と回り縁が付きます。腰壁ピーリングがなくても当然ですが、ウォークインクローゼットも納戸も必ず幅木と回り縁が付きます。
dscf0254.jpg (21919 バイト) 2Fトイレドア 2005/10/19
 2Fのトイレのドアが取り付けられました。当初はここもポケットドアにしようと考えていましたが、そうするとドアのすぐ右側にスイッチを付けることができなくなります。左側は小さいながら窓があるので、もっと手前にスイッチを付けることになってしまいます。そこでポケットドアを諦め、通常のドアにしました。写真では石膏ボードが貼ってあるためにスイッチが見えませんが、取っ手のすぐ右上あたりにあると思われます。石膏ボードはコンセントやスイッチ類を完全に隠してしまうように貼ってしまいます。そして、電気工事の人がセンサーを使ってコンセントなどの位置を見つけ、石膏ボードに穴を開けていくそうです。
dscf0255.jpg (23185 バイト) バルコニードアのピーリング 2005/10/19
 2Fのバルコニーに出るためのドアです。下半分はクロス貼りでもいいのですが、腰壁ピーリングをしなかったので、せめてドアだけでもということで貼ってもらいました。このバルコニードアにはなかなか優秀な部分があります。それは、開いて、どの角度でも固定することができることです。取っ手を下に捻ると閉まりますが、開いて取っ手を下に捻ってもドアはそこで動かなくなるのです。これはとてもよくできたドアだと感心します。
dscf0256.jpg (32098 バイト) 階段下の引き出し造作 2005/10/19
 いよいよ階段の造作に入っていくそうですが、その前にしておかなければならないことがあります。それは階段の上がり始めの部分の、納戸としては使えない狭い部分に物入れの引き出しを作ってもらうことになっているのです。引き出しは3つ。写真はその内の2段になる部分です。後ろに伸びているのは引き出しの箱のガイドになる支えです。もちろんまだ完成ではなくて、裏に板が貼られたりするようです。小さい引き出しですが、奥行きは700mmあるので、割と物は入るかもしれません。
dscf0257.jpg (24728 バイト) 2Fパソコンカウンター 2005/10/19
 吹抜けの前に手摺り壁を設けて、パソコンカウンターを作ってもらいました。広い机で大満足です。ゆったりと仕事ができそうです。カウンターの端にはコードを通すためのケコミ穴を開けてもらっています。手摺り壁の左側は手摺り子になります。
dscf0258.jpg (31670 バイト) 階段造作始まる 2005/10/20
 階段下の引き出し枠を3つ作ってもらって、いよいよ階段本体の造作に入りました。仮ではありますが階段踏み板5段目が既に入っています。横の斜めの板もまだ仮ではありますが、はめてあります。この横板の溝は事前に掘られた状態で搬入されています。ただ長さなどは現場合わせなので、次の曲がっていく中段部分のことを考えながらカットしていかなければなりません。見ていても素人には先が読めませんが、ワクワクする造作です。
dscf0259.jpg (29313 バイト) 階段造作進む 2005/10/21
 階段の造作は簡単ではありません。6段目までできただけでもすごいなと思います。4段目までは養生がしてあったので、登ってみました。手を伸ばせば2Fの床を触ることができます。5段目と6段目は三角形です。5段目の裏には太い角材で補強をするそうです。
 スイッチやコンセントを塞いで石膏ボードを貼ってしまっていますので、電気屋さんが位置をセンサーで確認しつつ穴を開けていきます。階段横の穴はその穴です。ここだけフットライトがあります。
dscf0260.jpg (41380 バイト) 雨樋が付く 2005/10/22
 2,3日前に施工は終わっていたのですが、確認が今日になってしまいました。雨樋が付きました。品は松下電工のグランスケアPGR60です。そんなに高級なものではありませんが、高耐候性素材であるアイアンが採用され、ポリカーボネートでできた吊具は外からは見えない内吊り方式となっています。排水有効断面積は約59平方cmです。
dscf0261.jpg (49082 バイト) 枯れ葉よけエスロネット 2005/10/22
 雨樋の北側は枯れ葉防止用ネットを付けました。隣は雑木林になっているので、秋はたくさんの落ち葉が降ってきます。このネットは意外と高価で、雨樋の金額が倍になってしまいます。
dscf0262.jpg (34754 バイト) 外部電気接続端子 2005/10/22
 外から電気などを引き込むための端子になります。電気・NTT・TV・光ケーブルの4つが北西の角に、CSとBSの2つは南西の角についています。
dscf0263.jpg (28614 バイト) 階段開通 2005/10/22
 階段が開通しました。感激です。手摺りがまだ付いていないので、かなり開放的な感じです。9段目は正方形の1段になります。この裏には太い角材で四方と中央に補強が入れてあります。30mmもの厚さの踏み板ではありますが、踏んだときのしっかりした感触があった方がいいだろうと大工さんが付けてくれました。この9段目まで既に養生がしてありますが、通常の養生ではなくて、余った石膏ボードをその大きさに切って貼ってあります。何か硬いものが落ちても傷が付かないようにとのことです。階段は14段目で2Fのフロアになります。この部分と子供室(ターボ君用)のフローリングがまだなのは階段との高さ合わせがあるからだそうで、このあと残ったフローリング貼りとなりそうです。
dscf0264.jpg (23632 バイト) 階段裏側 2005/10/22
 SWHの場合、階段の裏は見せるように施工するのが普通だそうです。それはもし鳴ったときなどに、メンテナンスがしやすいためと聞きました。はめ込むように入れる縦板には補強がしてあり、角には鳴り止めなのか白い目地止め材が塗られています。側面の板に溝があって、踏み板がはめ込まれていますが、その左右の部分をよく見ると楔が打たれています。溝は少し広めに開けられていて、この楔を打つことで踏み板をきちんと留めています。
dscf0265.jpg (30178 バイト) 玄関ホールのルーバー 2005/10/22
 玄関を入ってすぐ左側は納戸になっていますが、ホールとの境にルーバーを付けました。ただクロスを貼っただけの壁ではつまらないなと思い、SWH春日井展示場を参考にルーバーを付けることにしました。展示場は壁面と直角に板が並んでいますが、ここは斜めにしています。来客からは納戸の中が見えません。ホールに立つと中が見えますが、納戸の中が暗ければあまり目立つことはないでしょう。ちょっと前まではこのようなルーバーを付ける家は多かったそうですが、最近は少ないと大工さんが教えてくれました。でも作るのを手伝うことができたし、自分ではいいと思っています。
dscf0266.jpg (20501 バイト) 子供室2のポケットドア 2005/10/24
 昨日の日曜日にも大工さんには仕事をしていただいたようで、子供室(ターボ君用)のフローリングやウォークインクローゼットの折れ戸枠、ポケットドアが一気に出来上がりました。階段をつけないと、上がった部分のフローリングができないということで、それに繋がった子供室のフローリングまで後に回されていました。ポケットドアの化粧枠を付ければ完成です。
dscf0267.jpg (25203 バイト) 手摺り子下部のサンプル 2005/10/24
 仕事を終わってから見に行くとどうしても6時半を過ぎてしまいますが、大工さんは精力的にお仕事をしてみえます。それから約1時間そのお仕事を見ているのですが、ときにはこの後どうなっていくのかの話にもなります。階段周りの2F廊下は手摺り壁ではなくて手摺り子が取り付けられます。その下の部分の説明をしてもらいました。こんな部分にも幅木が付けられるのかと感心しつつ、それに高さを合わせるためにいろいろ工夫があるのだなと、あれこれ手の込みように頭が下がりました。
dscf0268.jpg (27177 バイト) 手摺り子下部 2005/10/25
 階段を上がってその回りに付く手摺り子の下の部分ができました。昨日こんな風にするんだよと教えてもらった通りに幅木の高さに合わせて作られていました。手摺り子はかなり気を使う仕事なので、その準備を全てしてしまってから専念したいそうです。
dscf0269.jpg (42519 バイト) 太陽電池モジュール台座 2005/10/26
 一度は諦めた太陽光発電をやはり採用することにしました。+200万円の出費はかなり負担になるのですが、これからの世の中環境に配慮して、クリーンなエネルギーを得ることは大切なことだと考え、奮発しました。採用するに当たって、エネルギー財団や尾張旭市の補助金が当選することが前提になっていましたが、当たらなかったからといってやめるわけにもいかず、祈るような思いで待っていたところ、ありがたいかな運良く当選しました。3.15kWなので、財団と市を合わせても30万円ほどの補助金ですが、ホッとしました。
 元が取れるのかと尋ねられますが、京セラのHPによれば太陽電池モジュールの設計寿命は20年となっていますので、1年で10万円くらい発電した電気を売らなければなりませんが、それはちょっと無理みたいです。
 今日はひとまず、台座が取り付けられました。
dscf0270.jpg (19574 バイト) 玄関納戸の可動棚縦板 2005/10/26
 可動棚は自由に横板の高さを変えられるので、3ヶ所に設けました。玄関納戸とキッチン横の収納棚、そして裏口の小部屋です。写真では縦板に溝は彫ってありますが、まだ金具は取り付けられていません。
dscf0271.jpg (20686 バイト) 玄関腰壁ピーリング 2005/10/26
 玄関ドアを入ってすぐ左側のちょっとした壁にも腰壁ピーリングが貼られていますが、よーく見るとその細かさに感心します。少しだけL字に曲がっているのがわかります。その僅かな部分にも幅木が入っているし、見切り材も入っています。
dscf0272.jpg (22728 バイト) 階段下ニッチ 2005/10/26
 階段下の引き出し3つの横には、少し大きめの少し深めのニッチを設けました。ここに何を飾ることになるのかが話題の中心です。
dscf0273.jpg (85749 バイト) 太陽電池モジュール東側 2005/10/27
 太陽光発電システムの主なる部品である太陽電池モジュールが取り付けられました。切妻屋根なら南側全面に貼り付けることができますが、寄棟なので1面に集めることができません。そこで東側は14枚、南側に7枚と分けられました。
dscf0274.jpg (72112 バイト) 太陽電池モジュール南側 2005/10/27
 南側の太陽電池モジュールは7枚です。東側より南側の方がモジュールを多くした方がいいのは決まっていますが、南側は見た目を良くするために屋根もクランクがつけてあります。南側だけでは21枚を並べることができず、3ヶ所に分けるのは費用がさらにかさむので、このようになりました。
 きれいです。見た目にもエネルギーも。太陽からのエネルギーを得ることができるなんて、なんて素敵なことなんでしょう。
dscf0275.jpg (34546 バイト) 階段中央の飾り棚 2005/10/27
 階段はコの字に上がっていきます。中央は2段に飾り棚をつけました。ここにも何を置くのか悩んでしまいそうです。
dscf0276.jpg (29791 バイト) 吹抜け前の手摺り子 2005/10/28
 2Fに上がって吹抜けの手前にある手摺り子が完成しました。これはSWHの手摺り子の中でBセットと呼ばれるもので、縦の棒が丸くなっていたり、手で握る横棒も大きくRの付けられたものになっていたりします。大工さんの話では、角棒を使ったCセットが多いそうですが、あえてBセットをお願いしました。きれいで素敵で満足しています。大工さんのこだわりで、縦棒の上部は手摺りの横棒に開けられた穴に埋め込まれています。これによって丈夫になったと思われます。
dscf0277.jpg (22485 バイト) リビングバルコニードア上部の飾り棚 2005/10/28
 リビングの吹抜け部、バルコニードアとFIX窓の上部に飾り棚を付けました。考えてみれば飾り棚の多い家になってしまいました。いつものように何を飾ることになるのか、それが問題です。
dscf0278.jpg (46742 バイト) 足場が取れる 2005/10/29
 バルコニー部分の足場を残して、それ以外の足場がはずされました。近づいてみるとド〜ンと迫ってくる感じで大きな家だなぁと改めて思いました。足場があるとブルーのシートのために外壁材がなんとなく青っぽく見えていたのですが、それがはずされて、この外壁材にして色目などがよかったなと、これも改めて思いました。
dscf0279.jpg (26107 バイト) 手摺り子柱のほぞ穴 2005/10/29
 階段回りの2F廊下には、吹抜け部分の手摺り子とおなじ手摺り子が付きますが、こちらは角に柱が立ちます。この柱と手摺りの横棒とはほぞとほぞ穴で繋がります。多くの大工さんはこんな面倒な細工はせず、横棒の下からビスで留めるだけのようですが、ここはありがたいかな昔ながらのいい仕事をしていただいています。横棒にほぞを作り、柱にほぞ穴を作ってはめ込みます。ほぞはほぞ穴と大きさが同じかむしろほぞの方が少しだけ大きめできつめにできています。そして当て木をしてハンマーでたたきキッチリとはめ込み、さらに部屋の壁を利用して両側から押して一晩置くことになりました。
dscf0280.jpg (14543 バイト) 枕棚が付く 2005/10/29
 主寝室のウォークインクローゼットと子供室の隣の納戸の枕棚が付きました。通常の納戸よりも大きいそうで、当初納品された板では長さが足りなかったようです。
dscf0281.jpg (24947 バイト) 階段回りの手摺り子 2005/10/31
 手摺り子ができました。この丸い棒の手摺り子Bセットをこんなにもぐるりとあしらった作りはかなり贅沢なようです。自分にそんな気はないのですが、いい家にしたいという気持ちだけで、だからとても気に入っています。この無駄とも思われる広い空間がとても大切なものに思えます。
dscf0282.jpg (22759 バイト) 6枚折れ戸 2005/10/31
 子供室のクローゼットは6枚の折れ戸にしました。あちこちに折れ戸がありますが、この木製の扉はとてもよい感じです。4枚の折れ戸はよくあるそうですが、6枚となるとあまりないと聞きました。2枚ずつくの字に開き、どちらにも寄せることができるので、とても広く開くこともできます。
dscf0283.jpg (21313 バイト) 木部のAURO塗装 2005/10/31
 回り縁やドアの飾り枠、腰壁ピーリングや幅木などはAUROの塗装をします。写真の回り縁が少し光っているのがわかります。少し色が濃くなって塗装したことがわかります。AUROは自然塗料で、石油製品を使わず、60種以上の原材料から製造した100%天然塗料だそうです。かなり高価なようですが、危険性がなく、環境に優しいのは、ここに住む人にとってとても大切なことだと感じます。
 自然塗料AUROについてはここをご覧ください。

2月〜5月はこちらです。6月〜7月はこちらです。8月はこちらです。9月はこちらです。 11月はこちらです。