クレソン
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Cresson07.jpg (327178 バイト) クレソン

 ステーキなど肉料理の付け合せに使われるクレソンCressonをご存知の方は多いと思いますが、そのクレソンの花を見たことがある人は少ないのではないでしょうか。クレソンは、アブラナ科オランダガラシ属の多年草、別名をウォータークレスと言います。ハーブには珍しく、水生植物です。だからベランダでのコンテナ栽培には不向きと言っていいでしょう。それでも育てたくて、鉢を水の中に入れて、毎日その水を入れ替える繰り返しです。本当なら、清らかな山の水がちょろちょろと流れる小川に植えてやるといいのですが。水のことを除けば、とても育てやすいハーブです。丈夫で、痩せた土でもグングン育ちます。だからパセリのように、お弁当の中によく入ります。ビタミンCや鉄分を多く含むので、貧血には効果があります。女性の方は、その葉をペースト状にしてパックしてみてください。しみやそばかすを取り除いてくれるそうです。

(2000.05.09)

 人が食べておいしいということは,他の生き物が食べてもおいしいということなのでしょう。花が一段落して,ふと気が付くと、葉が何かに食べられている。ゆっくりとよーく観察してやっとその犯人を見つけました。小さな青虫でした。小さくても食欲は旺盛で,あっという間に葉がなくなってしまいます。取り除いても取り除いても次々と現れる。きっと卵があって孵化するのでしょう。とうとうクレソンと私が負けてしまいました。すっかり食べられて,写真のような姿はもうありません。

(2000.07.22)

 最後にほんの5mmほどのとても小さな茎と根だけが残りました。私は諦めながらも,最後に残ったその小さなかけらを新しい土に植え替え,様子を窺いました。それから半年,クレソンのその生命力に感動です。あの小さなかけらからはとても想像つかないほどに大きく育ちました。最近またまた新芽を食べる青虫が現れ始めました。戦いの始まりです。

 日当たりの良い,清らかな小川に群生する水生植物ですが,コンテナ栽培をするときは経験的には水にどっぷりつける必要はなく,湿り気を失わないようにすれば大丈夫です。気を付けなければならないのは,むしろ根です。根はとても成長が早く旺盛です。あっという間に鉢を埋め尽くします。根の行き場がなくなると地上部は元気を失います。一回り大きな鉢に植え替えてやると途端に元気を取り戻し成長します。

(2000.11.06)

 冬はさすがに元気がなかったのですが、春になって小さな芽を新しい土の上に置いてみました。水を涸らさないようにしていると、暖かさも手伝って急に成長し始めました。しかし例によってアブラムシがどこからともなくいっぱい群がります。毎日の戦いです。

(2001.03.31) 

 今年も無事に花の季節を迎えることができました。よかった。

(2001.05.12) 

 水生植物用の土を買ってきて鉢に植え、料理で使うボールにいっぱいの水で育てています。それが3つもあります。2,3日おきには水を替えないといけません。きれいな流水が好みなのですが、ベランダでは作れません。いつか家を建てて、お庭が出来たときには、クレソンのために小川を作りましょう。

(2002.04.22) 

 水生植物用の土に植えた鉢のクレソンは枯れてしまいましたが、普通の土に植えたのは元気に育ち、また花を咲かせました。表面は水苔のようなものに覆われて乾燥が防がれているようです。

(2005.04.24) 

 今年は鉢がちょうど入るくらいの直径で深さが30cmくらいもあるバケツ(くず入れとして売られているかも)に入れてやって水を一杯に満たしてやったのですが、これがよかったようで元気に成長してかわいく花をたくさん付けました。話によるとクレソンを地に植えるととてもたくさん繁殖して手がつけらなくなるとか。そうなっても困るのでこのままでいいかも。

(2007.05.05)